ラメール88 さんの「ふじ丸クリスマスクルーズ」

#08531 KHF06016 ラメール88 ふじ丸クリスマスクルーズ1
#08536 KHF06016 ラメール88 ふじ丸クリスマスクルーズ2
#08542 KHF06016 ラメール88 ふじ丸クリスマスクルーズ3
#08543 KHF06016 ラメール88 ふじ丸クリスマスクルーズ最終

乗船記目次に戻る

08531 KHF06016 ラメール88 ふじ丸クリスマスクルーズ1
( 8) 00/01/02 22:35

 明けましておめでとうございます!
 FSHIPの皆様方におきましては今年も船旅の楽しい会話に
人生の喜びを感じたいと願っております。

昨年のお話で恐縮ですが12/25〜12/26に久々のMOPAS
「ふじ丸神戸Bクリスマスクルーズ」の乗船記をUPさせていただきます。

出港まで)

 実はひょんな事から私達のクルーズ参加に前回の関西オフ会でお会いした
ふーさん、のいさん、みつこさんが見送りついでにふじ丸船内見学をする
運びとなり楽しい船旅になりました。(残念ながらみつこさんは仕事が忙
しく不参加になりましたが・・・)
 受付は午後1時でしたがラメール一行は12時前に着いてしまい、神戸客船
ターミナルでしばし雑談で盛り上がりました。ふじ丸は新さくら丸が引退
した現在日本のクルーズ界では最古参の船(?)ですが、外観はメンテナンス
も良くきれいな勇姿を見せています。
 個人的な話で恐縮ですが3年前にふじ丸四国一周クリスマスクルーズに乗船して
から私のクルーズ熱が始まった懐かしの船ですので贔屓目に見ても美しい船
です。1時になって乗船受付が始まりました。見送りのFSHIPのメン
バーも来ていただいているので少しハイな気分のラメール88を先頭にタラップ
を歩いてふじ丸に乗船しました。船室は5階の左舷532号室でした。荷物
を置いて室内を見回してからメンバーさんとすぐに船内見学に出発しました。
船室が船の中央ですのですぐにエレベーターに乗り7階へここはあまり人に
知られていませんがふじ丸の寄港した都市から送られた楯(?)を壁に飾って
ある場所に行きました。外に出るとサンデッキで外に向かってデッキチェアー
が置いてあります。(ラメールも家に一つ欲しいのですが新さくら丸にあったチェ
アーは売られてしまったのでしょうか?)

 スポーツデッキの木甲板を話題に8階のスカイラウンジを見学しました。
おりびー&ぱしふぃーのスカイラウンジと異なり船の後方を見れるように
造られています。(個人的には視界が妨げられないし航跡も見れるので一番
好きなラウンジです)3階に下がってラウンジ、ショップ、プロムナードを
見てからサロン桜でお茶のサービスを受けました。(見学の方も無料でコー
ヒー&紅茶と好きなケーキを頂けました) 時間が経つのは早いですFSH
IPの皆さんにはもう下船のアナウンスがありました。大急ぎで見学してい
ない4階のデッキを廻ってもらいお見送りをお願いしました。ここでラメールは
ふーさんより紙テープの課題をもらいました。
 銅鑼が鳴りセルアーウエーが始まりました。ラメールは10回挑戦しましたが
とうとう紙テープは見送りに来ていただいたふーさん夫妻やのいさんには届き
ませんでした。天候も素晴らしく晴れており冬なのに寒くありませんラメール88
はいつまでも客船ターミナルのFSHIPのメンバーに手を振り続けました。

つづく

ラメール88

このページのトップに戻る

08536 KHF06016 ラメール88 ふじ丸クリスマスクルーズ2
( 8) 00/01/03 01:10 コメント数:1

 ふじ丸は一路関西空港沖をめざし航行しました。ラメール88は船室で旅装を解き
カバンから荷物を出してカジュアルな服装に着替えました。天候にも恵まれ窓
から見える大阪湾は船も数多く航海し海上の要所らしさを感じました。
持参した双眼鏡で着陸する飛行機を見ていると海上空港の素晴らしさを認識し
ました。部屋のテレビでも船首の航行する部分は見えます、ラメール88の奥さんは
ふじ丸自慢の大浴場にくつろぎに行きました。ラメール88は部屋で船の振動を感じ
ながら横になって窓から見える澄んだ青空をただ眺めて時間を過ごしました。

 今回のクルーズは出港が14時入港も14時ですので比較的ショートクルーズにしては時
間的余裕があります。ラメール夫婦も今回で6回目のクルーズ参加ですのでお互いに自
分の好きな過ごし方が身についてきました。
16時半になり船内の探検がてら船首にのレストスポットに向かいました。ふじ丸の特
徴の1つチャータークルーズ仕様なのでゆとりのある空間が多いです。4・5・6階の
前の部分に小さなフォワードサロンが在り風に当たらずに外の景色が見れます。

冬の風が冷たい季節は重宝します。いつの間にか右舷に須磨の海岸線、左舷に
淡路島が見えてきました。明石大橋の通過は少し陽が傾いた夕方になりまし
た。ちょうどふじ丸の右斜めにはルミナスこうべ、左舷後方には加藤汽船の
ジャンボフェリーりつりんが航行しちょうど艦隊を組んだような感じになり嬉
しかったです。

 部屋に戻るとカクテルパーテイが始まる時間が近づいていたので今晩のドレスコードのイン
フォーマルに合わして目一杯お洒落をしました。ラウンジに向かうと瀬戸内海の航行中
には珍しく渡辺輝夫船長がスピーチをしていました。サービスのカクテルを美味しくいた
だきダイニングルームに移動してクリスマス・デイナーが始まりました。

 メニューは オードブル3種
  コンソメスープ・魚料理(オマール海老&あん肝パイ包み)・サラダ
   口直しのシャーベット
  肉料理(牛フィレ&茄子・大根)・メロン・クリスマスデザート・メロン
  コーヒー・紅茶(ノエル)・パン

 料理はどれも美味しくいただきましたがワンシッテイングにもかかわらずパンにバター
がサービスされてなかったりタイミングガ少しずれたりした点が残念でした。
何回もクルーズに参加するにつれて自分の目が肥えたのか辛口になってしまいまし
た。量は大人の男性には少しだけ少ないかも知れませんが夜食も考えると適量
かも?

 1時間のゆったりした食事を済ますとメインショーの伊藤君子ジャズショーまで時間が
あり船内散策に出かけました。気が付いたのですが今回はショートクルーズで集客状況
が芳しくなかったのかアトラクションガ少なく手持ちぶたさでした。その上ショーに関心
がない人にとってはショーの間にカジノもスカイラウンジもオープンしていないのは不満だと
思います。私たち夫婦もショーを途中で退席し混まないうちにスカイラウンジでカクテルを1
杯飲みたかったのですができませんでした。

 カジノは他にアトラクションが少ないせいか混んでいました。ラメール88夫婦は小1時間ほ
ど粘りチップが無くなったので場所を譲りサロンで休息しました。22時半からの夜食
にはしっかり参加し月見ソバと稲荷寿司をいただきました。MOPASが比較的高年
齢層を意識しているのか伝統的なのかは解りませんが和食中心なのに比べて日
本クルーズ社は洋食と麺類、果実やデザートが多く選択数が多いと感じました。
 部屋に戻りベッドで横になると船の少しの揺れと満腹感に睡魔におそわれ眠り
につきました。ラメールの奥さんは逆に夜型なのか読書と深夜の星空観察を堪能し
たそうです。(恐るべし!)

ふじ丸は瀬戸内海を深夜航行する船を避けて投錨しました。

つづく

ラメール88でした。
このページのトップに戻る

08542 KHF06016 ラメール88 ふじ丸クリスマスクルーズ3
( 8) 00/01/05 00:15

 ふじ丸クリスマスクルーズのつづきです。
早朝、深夜まで起きていた奥さんを目覚めさせずに着替えて船室を出ました。
廊下を歩くと早朝の朝風呂に行く人に会いました。6時半より大浴場は開いて
いました。少し風邪気味なのでモーニングコーヒーのサービスを受けるためにサロンへ向かい
ました。深夜停泊していたふじ丸はゆっくり進み始めており予定では7時過ぎ
に瀬戸大橋に近づきます、しばし右舷側のソファーに腰掛けて大きな窓に広がる島
影を持参の双眼鏡で眺めていました。
(小さな島の防波堤や道路崖に続く家並みを見ていると人影は早朝のため見え
 ませんが、そこでの暮らしぶりを想像してしまうほど近くを通りました)

 サービスされた美味しいコーヒーを飲んでしばし幸福感にひたりました。余談ですが
新さくら丸でMOPASのコーヒーは超アメリカンのイメージができてしまったのですが、少し薄
めでしたがゆっくり体を目覚めさせてくれるおいしさでした!
朝焼けとともに瀬戸大橋の全景を写真で撮り、船室で寝ている奥さんを起こし
て2人でくぐる瞬間を見学しました。7時半からは朝食を食べにダイニグへ向か
いました。和食と洋食が選べますが当然和食をチョイスしました。
 メニューは味噌汁・紅鮭・巻き焼き玉子・野菜の煮物・すじ子・海苔・香の物
私は梅粥、奥さんはごはんにしました。
和食が終わり洋風ビフッフェでフルーツと玉子料理(スクランブルエッグ)フルーツそしてパンを食
べて充分にお腹を一杯にして戻りました。
奥さんの希望でサロンでオセロで勝負をしたり、窓の風景を楽しんだりしてから船内
探検のつづきを行いました。今回のクルーズは人数が少な目でどこへ移動しても人
影が無く落ちついたクリスマスクルーズです。1階シアターでモーニングシアター「グレムリン」を前半
だけ見てからラメール88がお気に入りのスカイラウンジへ登りました。
途中でサンデッキやスポーツデッキで2人で記念撮影をしました。誰も人がいないので仕
方なく自動シャッターで撮影しました。さすがに晴天とはいえ寒くなったのでスカイラウン
ジでコーヒーを頼みました。ちょうどモーニングブレイクタイムだったので無料でした。驚く
ことに乗船して20時間の間に1円も消費していないことに気が付きました。
考えてみればそれがクルーズの醍醐味ですが・・・。皆さんも料金がすべてを含ん
だ値段と再認識して下さい。
11時になり運試しのビンゴ大会が始まる時間です。急ぎ足で2階のパシフィックホー
ルへ向かいました。今回は乗船客も少ないのでチャンス大です!
初めにビンゴのルール説明と試技が始まりました。みんなの欲望がみなぎり独特の
盛り上がりが出てきました。1回目のビンゴはラメール88夫婦はかすりもしない結
果にガッカリです。2回目のビンゴは最初の5人目位までは揃いませんでしたが奥
さんがクリスマスの缶詰め人形、私がポプリが入った可愛らしい人形が当たりまし
た。新さくら丸クルーズでもTシャツ&トランプをゲットしたので夫婦ともMOPASで
はビンゴの勝率は良いみたいです。

つづく
ラメール88 

このページのトップに戻る

08543 KHF06016 ラメール88 ふじ丸クリスマスクルーズ最終
( 8) 00/01/05 01:10

 FSHIPのみなさんふじ丸クルーズの最終乗船記です。昨年のクルーズ記ですが最後ま
でお付き合い下さい。

 思わずビンゴで大勝したラメール88夫婦は気分良く船室へ凱旋しました。船室には
結婚記念のケーキが残っているので頑張って1/3は食べることができました。
少し休憩して12時よりふじ丸最後の食事であるビユッフェランチに行きました。
メニューは
 コーンクリームスープ・カナッペ(チーズやスタッドエッグ等)・スモークサーモンとツナ飾り盛り
 ソセージのグリルと温野菜・若鶏の唐揚げ・串揚げ(エビ・シシトウ・カボチャ・ホタテ・サカナ)
 パルミットとトマトのサラダ・ミックスサラダ  ビーフカレー・鰻重・葱とろ丼
 ミックス・ピザ・バスケットサンド・玉子とじうどん
 フルーツ・白玉ぜんざい・アイスクリーム・ソフトドリンク(オレンジ・トロピカルジュース)

でした。味は若鶏の唐揚げ以外は2重丸でした。アイスクリームのうべ(紅イモ)を最後
にたいらげて、お腹をさすりながら船室へ戻りました。恥ずかしい話ですが食
べ過ぎて苦しく、fSHIPの皆さんでしたら熱心で見学される神戸入港もベットに
寝ころんで窓から見ていた怠け者です。


改めて発見! レストランからものの数分で横になれるのもクルーズの魅力かも!?

14時、定刻通り神戸に到着しました。ラメール88は下船口から100mの所に車
を停めているので最後の方に下船しました。天候にも恵まれ比較的クリスマスクルーズ
としては拍子抜けするほど静かで落ちついたクルーズでした。
最後に今回のMOPASふじ丸と日本クルーズおりびー&ぱしふぃーの比較ですが

同じく乗船した奥さんの意見も入れてまとめますと・・・
10周年でリニュアルされた点からも船室の快適さはふじ丸が一番でした。ぱし
ふぃーの新しさで気持ちは惹かれつつ広さがゆとりを生んでいます。奥さんも
MOPASのイルカ入りガラスコップを気に入っていました。
大浴場も入り口にレストルームがあり足と体をマッサージする機械が設置されておりグッド
です。浴槽も広く2つあるしサウナも良いです。
奥さんの感想も脱衣場が竹?のような床で濡れが気にならないし広いので混ん
でいても他の乗船客を気にしないで良いので一番にふじ丸に軍配を上げていま
した。
私もぱしふぃーよりゆったりした造りで改めてふじ丸の素晴らしさを認識しま
した。ここまではふじ丸を誉めましたが改善しないと日本のクルーズの若い年齢層
は乗らない点にも気が付きました。(あくまでも個人的にです)

*値段がとっても高い(ワンナイト5万円です!・・・船室にバスがある飛鳥に食指
が?)
*歴史を感じさせるサービスが若い人には逆に緊張では?
 私としては微笑みに溢れているおりいびーやぱしひーを初心者に薦めます
*ワンナイトではイベントを増やして欲しい
 あくまでも希望ですがクルーズ入門編と考えるとブリッジ見学とはいかないまでも
 星座教室・ロープワーク等がなく若い人にはクルーズ=退屈では?

贔屓目に見ても日本クルーズ社の2船の方がある面では乗船客に楽しんでもらおう
という精神に溢れています。少し距離を置いたサービスもそれはそれで評価できる
のですが、私はクルーに話しかけれた方が嬉しいです。個人の感じ方が違うので一
概に言えませんのであくまでも個人的な感想です!

えらそうなことを言ってすみません!

ラメール88でした。

このページのトップに戻る

乗船記目次に戻る

トップページに戻る