08480 VZE03262 担屋 函鰐 飛龍でGO!
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( 8) 99/12/23 00:16みなさんこん**は、担屋 函鰐です。
毎年この時期になるとフェリークルーズを楽しんでいるわたしですが、
今回も乗っております。
前回は太平洋フェリーでしたが、今回は偶然にも休みを入れたら、普段
来る予定の公休日が申請した休暇の前に来てしまい、時刻表をめくると
有村産業の名古屋〜大阪〜那覇航路の日と重なっていたのでこんなチャ
ンスは滅多に無いと早速乗船しております。(現在乗船中)しておりますというのもノートPC持参の乗船の為、乗りながらレポが
出来るという訳で少しうねりが出ているのですがちょっと我慢して書い
ております。(この時点では尾鷲辺りでしたから)それでは早速ですがレポ行きましょう。
今日の配船は飛龍21です。
名古屋からの乗船ですが、上り便が台湾かららしく途中の時化の為に
4時間近く遅れて名古屋港に到着、荷役作業などをして13時45分に
3時間15分遅れて名古屋港を出港しました。
只今潮岬か尾鷲沖辺りを一路大阪に向けて航行中です。
この船はフェリーですが、荷物の輸送はトレーラーのシャシー航送よりも
コンテナ航送がメインのようで実際に見ると貨客船のようで車輛甲板にまで
コンテナを積載しているのを見るとパンフで見たカーフェリーのイメージよ
りRORO船に近いイメージを抱いてしました。。
おかげでめづらしいコンテナ荷役を見ることが出来、海上コンテナの積載構
造が見れてなかなか貴重な体験をしました。(^^;
まぁ沖縄航路や伊豆諸島航路ならいつでも見れるよと言われればそれでおし
まいですが・・・・。(汗笑)船内ですが、
ARIMURA CRUISESの横断幕で飾られたタラップを上るときから
気分はもうクルーズ気分!(爆)
やっぱこのタラップの演出がそうさせてくれます。
船内に入るとエスカレーターでロビーへ
ロビーにつくとそこはもう沖縄!
琉球のイメージで内装が施されており、ロビー前のレストランは琉球家屋風の
入口でなかなかナイス!
内装もトロピカルムードで琉球王宮で食事をしているようでした。
食事ですが安くて美味いです。
¥1000前後で量もあり、美味!
今日私が夕食でチョイスしたのはヤギ汁でした。
塩味が効いたスマシ汁風のスープにぶつ切りのヤギ肉が入っておりこれにご飯
と漬物、サラダ沖縄のマンゴーゼリーがついて壱千弐百円也!
都内の沖縄料理屋でヤギ汁を頼んでもこんな価格では出ないのでほんとに安すぎます!
ほかにも沖縄そばセット等沖縄料理のセットが4品ほどありました。船室ですが、今回は2等に相当するツーリストを選びました。
1等は4人部屋の為一人貸切は無理だそうで、相部屋料金で考えたのですが、
ツーリストで後でアップグレードすれば良いと思い、ツーリストで乗船しました。
しかしながら案内されたベッドが窓際の為なのと、一等がインサイドオンリーなので
「災い点じて福となす」に!(笑)
次の寄港地の大阪からは何人乗ってくるか解りませんが、名古屋から乗船したのは数え
るくらいでほとんど1区画貸切状態!
おのずと窓側案内されるのですが、ここのベッドがもとは昼行時の座席として設計して
いたらしく上段が折りたためてまたまたナイス!
なおかつ他のベッドより幅広の為もう言う事ありません。(爆)
早速折りたたんでこのテキスト打っています。(オイオイ
真横に窓があるのでインサイドの一等で景色も解らず沖縄まで行くより、真横の景色を見
ながらゆっくりと旅の出来るツーリストを選んで正解でした。(^^;売店ですが小さいながら個性的な品揃えで楽しませてくれます。
泡盛などを始め、沖縄限定発売のスナック菓子や沖縄のお菓子、飛龍グッズまで魅力的な
アイテムが一杯です。(飛龍ロゴ入り紙スリッパが¥100とはうれいしい限りです。)
またシャンプーやひげそり等のアメニティグッズも廉価で販売しておりなかなか気に入り
ました。甲板も木の甲板で救命ボートが搭載しているところや各案内表示が中国語表示付になって
いたり、植物・食品検閲規制のポスターがあるところは普通のフェリーとは違い、沖縄航
路であるというのを感じさせられるとともに台湾まで行っている船と言う事を肌で感じ
れるのとクルーズ船っぽい印象を覚えます。
ちょっと残念だったのはお風呂が無い事と洗面台の少なさでしょうか。
2夜行ですので生理的に日本人故に風呂に入りたくなるのは致し方が無いのですが、
シャワー室が、3区画しかないのと洗面台が数少ないトイレと共用になっていたところ
がマイナスに感じました。
でもどちらとも他のフェリーと違ってサニタリー施設関係はホテルのような内装なので
妥協点は上げれるかな・・・・・、ちょっとさっきとは矛盾してるけど・・・・・。(汗
)
そんなわけで駆け足で書き上げてみました、ちょっと読み苦しいところも多々あったか
もしれませんが、その点は御容赦ください。m(..)m
それではこの辺で失礼いたします。
ではでは!08482 VZE03262 担屋 函鰐 飛龍でGO!2
( 8) 99/12/24 09:48こん**は担屋 函鰐です。
只今沖縄本島伊江水道沖を航行しております。
あと2時間で那覇です。今日は一日穏やかな航海のようです。
大阪南港かもめ埠頭に夜中の一時から一時半頃に到着後、私は寝て
しまいましたが荷役作業を終え、約4時間遅れで出港したようです。
名古屋港で時化の為名古屋行きが遅れていたのから太平洋が時化て
るのではと心配してはいましたが今のところ、足摺岬の先の少しの
揺れを除いては「ベタ凪」のようです。(^^;
7時半頃目が醒めて、レストランに行くと8時かららしく、2度寝
を決行!
うたた寝気分でいるところに朝食営業放送が流れ、レストランに。
朝食ですが3種類あり、和食セット¥900、トーストセット
¥700、サンドイッチセット¥700とあり、本当は船内食堂お
薦めの沖縄料理に挑もうとおもっていたのですが、無いのでサンド
イッチセットをチョイス致しました。
内容はサンドイッチ4ピース、サラダ、スープ、紅茶かコーヒーか
牛乳のいずれか1品で牛乳を選ばせていただきました。
サンドイッチは作り置きでは無く、オーダー後調理するようで、パ
ンに挟まれた卵焼きのぬくもりがなかなか良い感じでした!
食事後はしばらくの間ベッドで横になっているうちに寝てしまい、
11時半頃に目が醒め、昼食前に昨日シャワーを浴びれなかったのを
思いだし、シャワーを浴びにシャワー室に。
この船は節水の為22:00以降翌朝7時までシャワー室が使えない為
昨日はそれを知らずに夜中に行ったものですから。
シャワー室と行っても5階(Cデッキ)左舷後方の化粧室に併設ですから
3区画しかない小さなものですが、風呂が無いので使わないとね。
化粧室奥の折戸を開けると右手に小さな脱衣スペースとロッカー、洗面
台があり、左手にはシャワー室が3区画あります。
シャワーは立って使うように設計されているようでカランが高い位置に
付けられておりなかなか扱いやすく、なかなか良かったです。
ただ・・・・やっぱお風呂が欲しいですね。(^^;
脱衣スペースのロッカーもコインロッカーではなく、銭湯に良くある鉄
の板鍵式で小銭を用意する心配も無くGOOD!
唯一のマイナスはシャワー区画に鏡が無いので髭剃りを使うときは洗面
台を使う点でしょうか。
シャワーを浴びてる最中に昼食放送があり、後に昼食へ、
今度は念願の沖縄料理ありつけますが、昨日の夜はヤギ汁を食べたので
他の料理はどうゆう物なのかわからずにウェイターさんに尋ねたところ
「ソーキ汁は豚肉」「中味汁は豚モツ」「てびち汁は豚の足」と言う話
なので「中味汁は本土で言うモツ煮ですか?」と尋ねると「そうではな
い」との事。
その言葉に興味と食欲が沸いて、それをオーダー!
待つ事少し出てきたのは昨日のご飯のセット(ゼリー無)にモツの入ったスープが
出てきました、簡単に言えば「琉球式モツ煮」と言えばわかりやすいしょう。
塩味のあっさりとしたスープに豚モツが煮こまれいてさっぱりとした味で、
豚モツの素朴な味を引き立てていてグッド!
おろししょうがをお好みの量入れて食べるのですが、少しだけ入れて食べ
るのが一番良い様に思えました。
食事中にちょうど足摺岬の前を通過!
オーダーしていたメニューと海の青と足摺岬がなぜか和み、沖縄にもうい
るような感じになってしまいました。(笑)
偶然ですが4時間遅れと言う事が嬉しい演出を生んでくれました。
食後に受付で「ブリッジ見学できませんか?」とお願いしたところ、残念
ながら無理と言う事で断念。
その後、仲良くなった船室の人達と案内所の方といろいろと話をして時間を
過す。
仕事の話とか食事の話とか、ダイニングの料理は手作りだそうで!
いやぁ〜感激しました、あ・・・沖縄料理しか今回食ってないから全部が全部
そうでは無いと思いますが・・・・・。
話題では午前中に鯨とこの船が遭遇したそうで、潮吹きだけですが確認出来た
らしく、私が「放送ありましたっけ?」と尋ねると10時半頃あったそうで
、ちょうどその頃は私がうたた寝の最中で何も記憶が無く、「う〜、ホエール
ウォッチングの貴重なチャンスをしてしまったぁ!」うたた寝した事をとても
後悔してます。(涙)
夕食まで時間を受付にある本を読んだり、このテキストを作ったりしながら時
間を潰してたりして・・・・・。(汗笑)
夕食はやはりここまできたら沖縄料理で行かないと思い、ソーキ汁(¥900)
をオーダー!出てきたのはぶつ切り野菜入りの豚ス−プでちょうど野菜物が欲
しいと思っていたので大感激!
う〜んおなかいっぱいで満足です〜。(^^:
それにしてもこの価格で満腹ボリュームで沖縄料理とはフェリーの食事では安い
部類ではないでしょうか。
質も良いですし。
食後は船内の人とまたまた話に花が咲き、気付けば22時半!
いやぁ〜ひょんな事から外国の人と話が弾んでしまい、みんなで話して船の人に
「そろそろ閉めますから〜」と言われて気付いてたりして・・・・楽しいって事は
時が過ぎるのが早いね〜(笑)
後で聞いた話ではその外人さんは元ドイツのバルクタンカーの通信士さんだったそ
うで・・・・いやぁ〜ビックリ!
さっきいらん事言ってもうたし・・・・ヤバ・・・・・・。(瀧汗)
その後案内所の方の粋な計らいで上等船室を見せてもらえる事になり、外人さん夫
婦と一緒にスイート、特等、一等を見せていただける事に。
一等はインサイドだった為か4人相部屋なのも加わりちょっとイマイチだったかも。
でもやっぱ綺麗ですね、これでアウトサイドだったら文句ナシなんだけどなぁ〜、
でもユニットバス付なのは魅力的、子供さんのいる家族ならちょっと高いけどこち
らにするほうが気兼ねがなさそうですね。
特等以上はアウトサイドで2人部屋です。
特等は一等をもっと広くしたようなスペースでした。
もし今回お金に余裕があれば借りてたかも・・・・でも名古屋→那覇が一人4万越
えるからちょっと無理ですね、もったいないし・・・・一人で乗るには。(^^;
スイートは言わずと知れたゴージャス仕様!
入るなりでで〜んと構えたツインベッドが2つ並んでお出迎え!
しかもお決まりの船首角部屋ですからイイとこ鳥(コラコラ
外人夫婦に「一晩だけアップグレードしますか?」と冗談で提言したらやっぱそこ
まで出せないって!(ソリャソウダ
でも驚いたのは勤務していたタンカーの自分の部屋がこれくらいだったそうで・・
・・、そんなに広いとはびっくりです、通信室兼自室だったのではとちょっと思って
ますけど、ただ仕事に余裕を持たせる外国ですからとくにドイツと言う事だけにそう
いう船上勤務と言う特殊勤務だけに船の自室を余裕を持たせていたのかも知れません
ね。
なんだかんだいいながら途中で中断しながら書き上げたので0時を過ぎた今頃書きあ
がりました。ちょっとつたない文になりましたがご勘弁ください。
さてと売店で買ったワンカップ泡盛と即席沖縄そばの夜食で今日は寝ることにします。
おやすみなさい。担屋 函鰐/Saitama・Urawa/発信元・伊江水道航行中の飛龍21
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( 8) 99/12/25 05:14こん**は担屋函鰐です。
24日はクリスマスイブでしたね、てことは私の場合「船上のメリークリスマス」
ってことですね。(笑)いよいよ沖縄到着です、昨日寝酒の泡盛が効いた性か、夜更かしの性か
今日は遅く起きてカップラーメンの沖縄そばで朝食を済ましました。
頭の記憶では多分マリックスラインのフェリーと反航するはずとデッキ
に出るが船影すらマリックスのマの時もマの字も見えない、9時半頃伊江島
あたりに両舷ファンネルタイプのフェリーが見えるも多分伊江島村営フェ
リーっぽいカラーでマリックスぽい雰囲気は感じられづそれっきり、仲良くなった人に聞
くと「九時頃フェリーとすれ違ったよ」との事・・・・。
「しぇ〜!」と思い、自分の記憶に照らし合わせると寝ていたか売店に
朝食を買いに行っていたかのどちらか。
つくづく自分の運の悪さを痛感する。(笑)
それとも・・・・飛龍に乗った事で運を使い果たしたのかも。(爆)
到着前に昨日は入りそびれたシャワーに入り、下船のパッキングにかかる。
ここで問題発生!
本土と沖縄の温度差を考慮して持ってきた衣類などが災いしてカバンがパンパンで
やっとこさ閉まる程度、結局閉まったけど。(汗笑)
右舷に那覇空港を眺めながら那覇新港入港!
那覇新港のフェリー埠頭右岸に着岸、対岸には大島運輸のあかつきが
荷役中でした。
タラップを降りると有村のマイクロバスが送迎してくれ、わずかの距離ですが
ターミナルまで移動。
ここで3日間の航海で親しくなった仲間達と別れた・・・・・。
と言うのが普通だけど、半分は石垣行なので私の心も揺れていた。
そのとき「名古屋から石垣まで船で行くのはそう滅多に出来る事ではない!」
この一言を思いついた瞬間、石垣行決定!
那覇と浦添の街をレンタルバイクで走り、明日の石垣からの飛行機を
手配し、米軍払下屋でザックを買い、首里城を観光し、乗船時間少し前新港へ!
レンタルバイク屋からの帰りはバスの本数が極端に少ないのでタクシー!
国際通りの端の近く安里(あさと)からタクシーで¥1000
ちなみに那覇の幹線道路は渋滞が多いらしいのでクルーズやフェリー旅行で
港に行くときは注意しましょう。
それと本土&先島航路と離島便は港が違うので要注意です。(^^;乗り場に着くと名古屋と違い人がいっぱい!
昼にバイク借りたときに港によって乗船券買ったのが正解でした。
那覇に着くまでに受付の方が「石垣行は混むんですよ。」の言葉通りに
2等は出港後8割のベッドが以上が埋まってました。
乗る前に買おうとしたら下手したら満席で乗れなかったかも・・・・・。(汗)
荷役の遅れの為、出港が遅れるとのアナウンスがあり、それを聞きながら
夕食を取る。
今回はてびち汁です。
ソーキ汁の肉が豚足に変わり、昨日のソーキ汁よりちょっと脂っこい感じ。
まぁ豚だけに仕方ないけど、でも骨まで柔らかく食えるのはやっぱいいですね。
今回は人が多く乗っているので食堂のオーダーも多く、いろいろなメニューが
頭上を飛び交いました。
しかしながらやはり見た目やテーブルに乗るまでの時間などを考慮すると
オーダーしてから作るハンドメイド的な感じに思えて改めて良心的に思えました。
食事後は名古屋や大阪からの人達と話をしているうちに時間が過ぎ、今に
至っています。
やはり先島航路、那覇の琉球海運の受付に「わかなつおきなわのスケジュールが
先島諸島の海上の時化の為、見込み付かず」の掲示があったように、
ちょっとうねりが出てきました。
今回はツーリストのアウトサイドの窓際の上段ベッドですので酔わないように
そろそろ床に着こうと思います。