渋谷 晶子さんの「ぱしびい」小豆島クルーズ乗船記

#07705 GEE01720 渋谷 晶子    「ぱしびい」小豆島クルーズ乗船記(1)
#07706 GEE01720 渋谷 晶子    「ぱしびい」小豆島クルーズ乗船記(2)
乗船記目次に戻る

07705 GEE01720 渋谷 晶子    「ぱしびい」小豆島クルーズ乗船記(1)
( 8) 99/09/11 14:40

みなさん、こんにちは。
続きまして、9月の最初に行きました「ぱしふぃっくびいなす
秋の週末 小豆島クルーズ」について、改めてご報告いたします。

*日程*
9月3日(金) 12:00 名古屋出港
4日(土) 8:00 小豆島(坂手港)入港 オプショナルツアーなど
17:00 小豆島出港 ビンゴ大会など
5日(日) 10:00 名古屋入港

*今クルーズの特徴*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
こちらも週末を利用したクルーズです。そのせいか、船にはあまり乗って
らっしゃらない一般の人が多かったかなぁという感じです。
何度も言うようですが、私は4月に乗せていただいた時のビンゴで、
今クルーズのペア招待券をいただいたため、参加したのでした。

*スタッフ*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
乗船受付の時点で、早速「ビンゴで当たった方ですね」と声をかけられました。
乗船口へ向かう途中で荷物運びに出てきた人たちから口々に「こんにちは」。
乗船口でも「こんにちは」。そして乗船したロビーにはズラッと制服の人たちが
並んでいて一斉に笑顔で「いらっしゃいませ」。うわ〜凄い、圧倒されます。
そしてなんとSeiさんがニコニコと立ってらっしゃる! そして何人か見覚えの
ある方たち。皆さんの笑顔に迎えられて、それだけで「乗ってよかった」度が
ぐーんとあがったのでした。
部屋に荷物をおいてセイルアウェーのためにデッキに出ると、またしても
何人かのスタッフに声をかけられまして、「皆さん覚えていてくださったんだ」
ととても嬉しくなりました。他の船ではここまで沢山の方に声をかけてもらえる
ことってないですから。
長くなりましたが、最初からこんな感じで、その後もことあるごとにあちこち
でスタッフの方と声を交わすことができ(もちろんSeiさんと一番お話しました)、
それだけで歓迎されているという嬉しさがこみあげて、船上では終始いい気分で
過ごすことができました。
ダイニングで給仕してくださるウェイターの一人一人も、みんな笑顔で対応
してくれて、言葉使いもしっかりと「失礼します」「よろしいですか?」。
どこまでも礼儀正しくて、感心しました。それだけで食事の美味しさも増す感じ。
こちらが何を欲しがっているか言う前にわかってくれて持ってきてくれたり、
呼び止めて何か頼んでも時間をおかずに確実にやってくれるので安心できました。

*食事*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・飲み物が豊富
セイルアウェーのとき、お酒が飲めない私はジュースを選ぶのですが、今回の
ジュースはりんごジュース。こういう時は大抵オレンジなので、目先が変わって
嬉しいです。更に今回は、スパークリングワインのほかに、オレンジジュースと
スパークリングワインをミックスしたカクテルも用意されていて、私でもおいしく
飲めて満足満足。新宮港を出るときはジュースがパイナップルになっていました。
バーに行ってもノンアルコールドリンクに困らないのがいいところです。
変わっていて美味しいのが、パイナップルとパッションのジュースを2層にした
カクテル。真紅と黄色が奇麗な上、味もなかなか。ジュースにはグアバジュース
もあり、何杯飲んでも飽きない味。これだとバーに行くのも楽しくなります。

・和食がおいしい!
乗船して最初の昼食は和食でした。洋食派の私は、本格的な和食というと肩が
凝って苦手なのですが、この時のお食事は食べてびっくりのおいしさで箸が進み、
一口ごとに「今回のシェフとは相性がよさそう!」と興奮して話していました。
ちなみに献立は、
こはだ重ねと手籾胡瓜の酢の物 変わり揚げ物 陶板焼き 和風サラダ
魚素麺の赤出汁 笹蒸し御飯 和菓子

揚げ物はサクッと香ばしく揚がって温かく、陶板焼きは主役の牛肉より添えて
あったしいたけの味の濃さに感動し、御飯は少量ながらしっかり味がしみていて
笹の香もほどよく、すべて満足でした。
(揚げ物が温かいうちに出る船ってなかなかないようです。
「おせあにっくぐれいす」は完璧でしたけど)

・夜食が凄い!
夕食を食べなくても、夜食で3食分くらい食べられそうな内容でした。
ちなみに1日目の内容は、
天ぷらうどん/そば、鶏卵雑炊、助六寿司、ミックスサンドイッチ、
ラザニア、ミネストローネ、焼きおにぎり、各種フルーツ、
デザート(抹茶ムース、イチゴのムース、栗のムース、もうひとつ何かの
ムース、マスカットのタルト)
コーヒー、紅茶、日本茶

今回のシェフはイタリアンにもお強いようで、その後も、カネロニや
ミラノ風カツレツをいただく機会があり、どれも美味でした。

・朝食は和食が中心?
朝食は、和食か洋食か、と選ぶのではなく、和食を食べた上で欲しければ
洋食もどうぞ、という形に見えました。そのせいか、洋食ビュッフェは
あまり種類がありません。卵料理、ソーセージ、サラダ、パン、フルーツ、
ジュースくらい。といってもジュースは4種類もあります。
私は、「御飯と味噌汁とサラダだけちょうだい」とワガママなお願いをして
あとは洋食に行ったのですが、ちゃんとわかってくれました。

・パンが美味しい!
今まで「パンが美味しいのはMOPAS」と書いてきましたが、
びいなすも負けてはいません。とっても美味しいのです!
MOPASは小型の食パンの形が基本ですが、びいなすはバターロールや
小型の丸パンが基本のようです。胚芽がはいっていたり、少しずつ違う
種類を作っているようで、どれも柔らかく風味があって美味しかったです。
今回、びいなすでもパンお持ち帰りを初めてやりました。

ということで、食事面では大満足でした。
なんか、私って食事のことばかり書いていますね…。

(つづく) ☆ 渋谷 晶子 ☆彡(YOKOHAMA)

このページのトップに戻る

07706 GEE01720 渋谷 晶子    「ぱしびい」小豆島クルーズ乗船記(2)
( 8) 99/09/11 14:40

みなさん、こんにちは。
引き続き「ぱしふぃっくびいなす」の報告です。

*船内イベント*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
船内のあちこちで、ダンス教室やシャッフルボード、輪投げなどのイベント
があったようです。コンサートもショーも。
ちょっと外から覗いただけでしたが、手品教室がありました。担当したスタ
ッフはクルーズディレクターでしたが、なんとこの方、元は本物のマジシャン。
夜は、トップラウンジでテーブルごとに手品を見せるテーブルマジックを披露
してらしたようですが、そのせいか、いつも空いているはずのトップラウンジ
が大混雑。座る席がなくて退散したのでした。2日目はしっかりテーブル
マジックを拝見させていただきましたけど(^^)。

びいなす倶楽部のパーティでは、お茶と歓談だけかとおもいきや、今回は
○×ゲームがあってびっくり。2回も楽しませていただきました。船やスタ
ッフに関する問題が出て○か×か答えていくのですが、Seiさんの個人データ
までわかってしまいまして(^^;)一石二鳥でした。思い切りハズレましたが。

ビンゴゲームの最後の景品は、クルーズクーポン券でした。我々の時の
ようなクルーズ指定の優待券ではないので、かえってその方が使いやすい人も
多いと思います。なんでも、北海道の方が東京〜神戸ワンナイトクルーズを
当てたこともあったとかで、嬉しいもののちょっと大変かもしれませんよね。
でも、我々のクルーズ代金を考えると、たとえJRへの出費がかさんだと
しても、とても得してしまいました〜。

*寄港地では*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
通船で坂手港に上陸したとたん、島の観光協会の人たち(?)からおみやげ袋
が渡されました。醤油の小びん、佃煮セット、だしの素と、何もしていない
のにこんなに貰えるとは主婦には嬉しいプレゼントでした。

小豆島では、坂手港にレンタカー屋があったので、電話で予約しておいて
借りにいきました。行ってみてびっくり、路線バスと観光バスのターミナルも
兼ねている場所で、たった一人の担当者が電話をとったり、バスの面倒を見に
行ったりして、なかなか手続きができません。さらに、「何度電話しても出な
かったので直接来た」というお客さんがゾロゾロやってきました。この忙しい
職場を見ると、私がかけた電話が一発で通じたのが不思議なくらいです。

無事に車を借りた後は、島じゅうをほぼ回りました。二十四の瞳の舞台と
なった岬の分教場へも行きましたが(ふーさんおっしゃる通り狭い道でした)
ぱしびいに戻る通船の時間になったため建物を道路から見てすぐ引き返しました。
お昼を船で食べるためには、その通船でないと間に合わなかったもので。

午後も少し走ってから車を返しに行ったら、事務所に誰も人がいない!
「休憩中 14:00−14:50」と札が出ています。我々が14:30
に車を返すと知っていて何も言ってくれなかった…。ドアも閉まっているし、
帰るのを待っていたら通船の時間に間に合わない。少々焦りましたが、
土庄港の同じレンタカー屋に電話して事情を話し、空いている窓から鍵と
書類を中に押し込んで急いで港に戻り、無事にアフタヌーンティーに間に
あったのでした。
でも、今回のアフタヌーンティーにケーキはなく、洋菓子はクッキーだけ。
そんなに焦ることもなかったかなぁ。夜食で食べられなかったケーキを
この時間に出して欲しかった(<= どこまでも食にこだわる)。

*困ったこと*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ぱしびいに戻る通船の中で、大声で騒いでいる4,5人のグループがいま
した。あんまりうるさいので席を変わろうと思ったほどですが、きっとお酒
を飲んでご機嫌なんだろう、とあまり気にしていませんでした。
ところが、翌朝のブリッジ見学の時間、そのグループが静かなブリッジに
どやどやと入ってきて、また大きな声でおしゃべり。挙げ句の果てに大声で
歌まで歌いだす始末で唖然…。ブリッジ中その人たちの声の嵐で、操船の
邪魔になるんではないかとハラハラしてしまいました。それに、今回の
ブリッジ開放は、名古屋港を目前にしたギリギリの時間。漁船が多くて
避けるのに気を使うでしょうに、よく開放してくれたなぁと思うくらいです。
こんな人たちがいても、ブリッジ開放は続けて欲しいと思いました。

*全体の印象*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
既に何度も書いていることですが、乗った瞬間に「乗ってよかった」と思え
その感動が最後まで続く本当にいい船です。スタッフ一人一人が笑顔で気持ち
のよい対応をしてくれて、サービスも申し分ありません。
ビンゴのあとのスタッフ全員による「蛍の光」イベントも、とてもいいアイ
デアだと思いました。お金をかけなくてもできる心のこもったサービスがある
ものなんだ、と感心しました。

短かったためか大忙しで、例のモノを用意して図書室に隠すのも、真夜中や
下船の直前にドタバタやってしまい、字がなぐり書きになっててすみません。
是非また、今度はロングクルーズで乗船してみたいと思います。

ではでは。 ☆ 渋谷 晶子 ☆彡(YOKOHAMA)

このページのトップに戻る

乗船記目次に戻る

トップページに戻る