Vice-Cp.さんの「SSトーラス 乗船レポート」

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08987 GCC02414 Vice-Cp. SSトーラス 乗船レポートの1
( 8) 00/03/21 17:37

FSHIPのみなさん、こんにちは。

 昨日 3/20 「スーパースタートーラス」から帰ってきましたVice-Cp.です。
昨日中に速報のレポートをしようと思っていたのですが、14:00に神戸港着岸して、
パスポートが手元に帰ってきたのが15:30頃。入管と税関の検査が済んでやっと一息
付いたのが16:10頃だったかしら。

 うーん。時間にルーズなんだか、シビアなんだか良くわからんフネでした。
あぁ、それから私のこのレポート。在来の日本の客船との比較は一切いたしませんの
で。「クルーズ」という商品を扱っている事では同じ商売ですが、(適当に言い表す
ことの出来る言葉が見つからなくて困るんですが)中級百貨店とちょっと高級なスー
パーマーケットとでも言えば良いのか。これも少し違うように思います。もし比較を
期待されているんでしたら、ここから先は読む必要はありませんので。どうぞ他の発
言をご覧下さい。
 私の発言は、これからSSトーラスに乗船を考えているけど、乗船の手続きはどう
なっているのかしら、船内生活はどうだろうかと思っておられる方の為に、実際に即
したレポートにしようと思っておりますので。

 ともかく比較なさりたい方は御自分で乗って確かめられて、お好きなようになさっ
てください。

 とりあえず時系列に出来るだけ沿って、乗船から神戸港出航までのご案内と参りま
しょうか。

 はじめは仕事が終わってから、十分間に合うのでそのつもりだったのですが、初め
てのフネでもあるし、外国船でもあるし、日本での運航実績も無いに等しい事でもあ
るし、事務手続きがスムースに済むとは限らないので、1時間の時間休をとって、少
し早めに行くことにしました。
 新港第4突堤、ポートターミナル。ポートライナーの駅を降りてすぐが3階、エス
カレーターで1階まで下りると、スタークルーズの窓口にはすでに30人ばかりの行
列が。乗船証の交付開始まであと10分。陸続と乗船される方が集まってきているの
で、ちょっと早いかとも思いましたが、列に並んでいる事にしました。受付開始時間
を少し過ぎた頃、カウンターのシャッターが上がり、乗船証の交付が始まりました。

 パスポートとエージェントから送ってきた乗船予約票を示すと、乗船証とルームキ
ー(供にカードサイズ)を手渡されます。ここで私の場合、エージェントからは韓国
の税関への申告書をもらいました。この申告書に必要事項を記入し、今度はエレベー
タで2階へ。出国審査です。出国審査のはずです。出国審査だと思っていました。

 ここに居るのはどうも本船の乗組員だけ。折りたたみのテーブルを置いただけのカ
ウンターで、そこに居る乗組員にパスポートとEDカード、韓国の税関申告書を渡しま
す。乗船証の提示を求められたのでそれを示すと乗船しても良いとの事らしい。
あれぇ、パスポートわぁ、出国審査わぁどーなってんの。スタンプ押してないよぉ。
ここで預けたままぁ?

 後でわかった事ですが、われわれの出国手続きは博多で行なわれました。それも一
括審査のため面談無し。ですから神戸乗船のお客さんは博多では内国移動中のため乗
船証での下船、再乗船のチェックのみでツァーなり、個人行動に行くことが出来まし
た。この乗船証のチェックマシン、乗船証の時期ストライプをスキャンして、在船、
不在の管理ほかをしているのですが、乗下船時に2〜3台使用しても一人に対する所
要時間が20秒程度はかかるようです。カードを手渡してから貰うまで。でもこのわ
ずかな時間が我慢できない人には我慢できないようでして、愚痴口文句言ってました
ねぇ。そう言やぁ某船のGM。この手の移動式のチェックマシン。高価だって言って
ましたねぇ。このフネでは同じに6台まで使用しているのを見ましたよ。

 話の脱線ついでにもうひとつ。博多から乗船された方は、出国中のため神戸でオプ
ショナルツァーなり、個人行動するため下船するのにパスポートが必要なんですよ。
このためのパスポートの受け渡しや、下船が優先されるため、神戸で下船する私たち
の時間がどんどん後ろになる寸法で。
 それやこれやで、もし今後「スーパースタートーラス」に乗船しようと思っておら
れるFSHIPの皆さんは、最終下船地での時間的余裕は十分見ておかれたほうが宜
しいかと。帰りの新幹線の予約なんかも、それなりの時間的余裕を見ておかれないと、
精神的にも余裕の無い顔になりますし、折角のクルーズを台無しにしてしまいますか
ら。

 さて話を乗船に戻しましょう。

 パスポート? と、不安な気持ちで乗船口に近づくと本船のカメラマンが。
たて看板とマスコットキャラクター(アヒルが船員の格好をしてる被り物)の間に立
てと。「いらない」と言っても聞いちゃくれない。命令口調で立ち位置を指差されて、
無理やり一枚。もう以後はなーんも文句は言いません。立といったらそこに立って「
ニカッ」。乗下船に時間のかかる理由のひとつです。
 写真一枚キャビネサイズで1,100円。他にもプラスチックのプレートにはさみ
込んでキーホルダーにしたものが1個1,300円なり。誠商売で御座います。

 カメラマンの洗礼を受けたら、やっと乗船。ここまで長いねぇ。
舷門で乗船証を渡してチェック。荷物は空港にあるようなXレイの検査機へ。チェッ
クは厳しい。それは良いんだけど、フィルムが・・・・・。しまった、Xレイ用の防護袋
に入れてくるんだった。私は周りに大勢人が居るところで、無遠慮にスピードライト
を発光させる方の精神構造が理解できないんです。そのためフィルムは感度の高いハ
イスピードフィルムを使っているため、Xレイには人一倍弱い。それもこの一回だけ
じゃなかったですから。上陸して再乗船のたびに。
 はぁーあ、もーどうにでもなれ。

 もしXレイの検査が気になる人は、防護袋を買って行くか、透明なビニール袋にで
もフィルムだけ別に入れて良くわかるようにして手にもって行くかしてくださいね。
まあ普通の感度のフィルムで、それほど強く無いXレイの検査機だったら、その必要
もありませんが。

 これでやっと乗船。だーれも荷物持ってくれない。(別にかまわないのだけど)だ
ーれも部屋まで案内してくれない。(別に迷わないから良いのだけれども)勝手知っ
たる他人のフネ。別に迷いやしないから自分の部屋くらい1人で行けるモン。
レセプションで言えば良いらしんですがね。自分で部屋まで良く癖がついちゃって。

 ルームキー? 今回乗船証とルームキーと2枚のカードを貰っていますが、乗船証
にもDoor(Insert Slowly)の文字が。スロットに乗船証を突っ込んで見ますが反応無
し。やっぱりもう一枚のカードで無いとだめのようです。

 SUPERSTAR TAURUS Cabin Key Card
超級金牛巨星號 房間鎖匙
 スーパースタータウルス キャビンキー
  (ここだけまだタウルスの表記が残ってました)
  3カ国語で表記。韓国語だけまだ記載が無いようで。
 それから部屋番号の表記が無い。紙テープにマジックで書いて貼り付けてある。
コンピューターで出力して、カードに直接プリントしてあるのだから、部屋番号も直
接プリントしてあればスマートなのに。

 ようやく到着しました吾が部屋。ここまでの所用時間、パスポートを預けてから6
〜7分。文字で書くと長いけど、そんなに時間がかかっているわけじゃないです。ド
アを開けて右手が衣装ロッカー、左手がシャワー・洗面ユニット・トイレ。正面にツ
インのベッド。そして正面の壁にはカーテン。一見窓にカーテンがかかっているよう
で、インサイドである事の圧迫感が和らげられています。
ロッカーの横には狭っくるしいライティングディスク。役に立つのかねぇ。
 この上には船内生活での諸注意、必要事項等が書かれた書類のコピーが閉じてあり
ます。これは一通り読んでおく必要がありますね。
 ベッドの枕元には3段のチェスト。その上には簡易湯沸し器と急須、湯のみと緑茶
のティーバック(神戸の菅園製)と韓国製のミネラルウォーター0.5リットル瓶とグラス、
アイスペール。氷はどこで貰うの。

 洗面台にはハンドタオル、安全髭剃り、シャワーキャップ、歯ブラシ・歯磨き、スキ
ンクリームかしらそれらしきもの、コットンが置いてあり、衣装ロッカーにはスリッパ
というよりはサンダルに近いもの、靴磨きのパフ、ソーイングセットがあります。あと
フェイスタオルとバスタオルもありますが。

 ベッドの上にはいろいろな書類が。簡単な諸注意を書いたものとか、オプショナルツ
アーの案内だとか。いい加減なモンです。オプショナルツアーの申し込みは本誌の裏に
必要事項を記入して云々。裏には韓国語で同じような事が書いてあるだけ。どこに記入
するところがあるんだ??
 その他の事は船内新聞をご覧下さい。そうそう船内新聞。まずはこれを見なくちゃ。
船内新聞わっと。船内新聞。せんな〜いしんぶ〜ん。どこ行ったんや〜。有りませんが
な、肝心な船内新聞が。カードキーを忘れないように身につけて、廊下へ。エレベータ
エントランスで日本人スタッフを見かけたので、「船内新聞が無いんですが。」、「部
屋に?」、「そう。部屋に無いんです。」、「レセプションに」、「レセプションに行け

有るんですね?」、「レセプションの前に」、「レセプションの前にあるんですか?」

「えぇ」。

 うぅっー、あんた日本人なら単語でしゃべんなよ。文章にしてから話してくれよ。後
でわかった事ですが、彼女はホテル部門のマネジャーの1人なんですがね。あたしは一
瞬えらい船に乗っちまったなぁと後悔しましたよ。

 確かに有りましたよ。船内新聞。レセプションのうんと前の、フォトスペースの横の
テーブルの上に。韓国語版と英文のものが。日本語わぁぁぁぁぁ!!
 もう誰に聞く元気もなく、英文の船内新聞を持って、両肩をおとしながらも途中です
れ違うフィリッピンクルーから、「こんにちわ」と声をかけられると、こちらも笑顔で
「こんにちは」答えるのも性かしら。

 部屋へ戻って船内新聞と睨めっこ。初めてのフネだから、誌面構成が良くわからん。
じーっと見つめていると大体の構成が見えてはきました。エーっと、船内ツァーが一回
目はこの時間で申し込みがここっと、あぁもう終わってるじゃないの。次にはまだ時間
が有るし、混む前に夕食でも終わらせておくか。大体普通は和食のダイニングに行く人
が多いだろうから、中華のダイニングを選択。ダイニングの入り口で人数を申告。そこ
でテーブルナンバーと人数を記入した紙を貰い、中のダイニングクルーに手渡すと席に
案内してくれる。まず飲み物のオーダーを必ず聞かれます。何かしらを頼んで????
 あっそう、乗船証を渡すのね。これ分かっているつもりでも良く忘れてしまいます。

 料理は中華ダイニングの場合、その手渡された座席指定の紙にメニューが記載されて
います。スープを含み5品ほど。それが一度にテーブルの上に。後は中央付近にヴュッ
フェ形式でデザートを含め8品ほど。味のほうはとってもおいしいとまでは言えないに
しても、そこそこイケルじゃないのといった程度。決して悪くは有りません。まずまず
は満足。ただ出来ればもう少し暖かい状態で、頂きたかったのが残念なところですが、
それも許容範囲の内といってしまえば良しとなってしまいます。欲を言い出したら切り
が有りません。

 1泊あたり5万円(私の場合シングルの割増料金を含んだ金額です)のでも注文を付け
出したら、いくらでも不満なところは出てきます。まして3泊4日または4泊5日で4
.5万円(繰り返しになりますが、私の場合シングルの割増料金こみです)
 ほぼ1泊の料金に相当する金額で、3泊乃至は4泊のクルーズを楽しめる。その船に
対する自分の価値観をどのあたりに置くかによって、楽しめもするし、何だこの船のサ
ービスは! と言う事にもなるんだと思います。自分の目の高さの価値基準を少し上下
させてみて、どうぞ今乗っている船に対する貴方の価値基準を調整してみてください。
 そうする事によってまた違ったものに見えてくると思います。但し基準にする貴方の
価値観が大きくずれているとしたら、それはもうお手上げです。

 でもって食事も終わり、ちょっと満ち足りた気分でレセプションの前をとおると、有
りました、存在しました、日本語の船内新聞。あるんやったらもっと早ように出しとい
てぇなぁ。心配しましたよ。毎日英文の船内新聞から、スケジュールを立てなきゃ行け
ないのかと思って。

 ここで船内新聞の配達についてですが。かなりいい加減です。3泊4日のクルーズの
内、船室まで配達されたのが2回。配達されなかったのが2回。ミッドナイト過ぎには
レセプションの前のところに、新しい船内新聞が配架されていますので、見つけたら取
っておいたほうが良いように思えます。

 避難訓練が出航前に始まります。ベッドの上にライフジャケットが置いてあるのもそ
のためでしょう。特にライフジャケットを着用してとも書いてないし、マスターステー
ション(避難場所のこと、ちなみに私の場合はマスターステーションF 乗船してすぐ

所は確認しました)にも予備は十分あると書いてあったので、そのままの格好で向かい
ましたが、まだ誰も来てない。予定時間も過ぎた頃本船のスタッフ トレーニングジム
のお兄ちゃんと美容室のお姉ちゃんが到着。船内放送もあり、三々五々と乗船客が集ま
ってきます。トレーニングジムから来たムキムキマンのお兄ちゃんが、その度にここは
マスターステーションのFだ、間違いないか? 乗船証を見せてみろと言ってるんです
が、なかなか理解してもらえないようで。私は早くから現場に行っていたし、間違いな
いかって聞くから、Fステーションだよ。ほらカードにもそう書いてあるって乗船証見
せたら、結構、結構って上機嫌でしたが。

 ムキムキマンのお兄ちゃんが、ライフジャケットの装着の実演、きつくベルトを締め
ろとか、着水したとき顎を打つから、ライフジャケットのここを両手で押さえて置けだ
とか、力一杯熱演している横で、美容室から来たお姉ちゃんがトンでもない日本語で説
明しているのって、とっても面白いショーだと思うけど。

 避難訓練も終わり、そろそろ出航の時刻なんですけど。船は出て行かない。ギャング
ウェイもまだ接舷したまま。タグはすでにロープを取って、いつでもOKの待機状態。
繋留策をはずしに来た、早駒運輸のトラックもまた向こうへ行っちゃったし。イベント
スタッフたちは、「出航でーす。」って、パレードをはじめて船内を廻っていったけど

実際にはまだ船は動かない。

 さっきチラッと見たのですが、避難訓練の終わったあと、レセプションの前に1人の
人がが倒れていたんですよ。デッキのドア越しに見ただけで状態はよく分からなかった
のだけど、その後見たときには担架に載せられて、舷門の前に居ましたから、下船させ
て病院へ搬送するか、どうするのか決めていたところではないでしょうか。担架の上の
御本人は、別に怪我をした様子ではなく、天井を見つめながら横たわっていただけのよ
うに見うけられましたが、実際にはどうなのかは分かりません。

 いつ出航するか分からないので、とりあえずショーを見に行きます。8デッキ前方。
スターダストラウンジへ。下のフロアはボックス席主体で禁煙のフロア。上の席は喫煙
区画。席につくと男女のバークルーが、飲み物の注文を取りにきます。この時いつもの
癖で2度ばかり、メニューにないカクテルを注文してしまったのですが、それらしいも
のを持ってきました。メニューを見てなかった私が悪いのですが、スタンダードだから
(スタンダードカクテルとして、サヴォイのカクテルブックに載ってるもの)とおもっ
て注文したのがこちらの早とちりですね。頼んだものとほぼ似たようなものが出てきた
ときは良いのですが、全く違うとは言いきれないようなものを持ってこられたときは「
なにこれ」と思いました。その時はまぁいいかぁ。で済ませていたのですが、後で良く
良くメニューを見るとそのカクテルは載ってないし、レシートにも「その他の飲みもの」
と書かれていたときには、しまったと思いました。こちらのミスなんですが、レシピの
分からない時は、そう言ってもらったほうが良かったように思います。

 ショーはダンス主体で、歌とジャグラー。オーストラリアのチーム。毎日のショーは
内容はそれぞれ違いますが、ダンスと歌とジャグラーという構成は変わりなく、一日二
回同じショーをやっていて、都合の良い時間のショーを見れば良いようになっています

毎日のショーにそれほど大きな違いはないので、3日とも見なくても良いかなっと言う
のが正直なところです。

 で、このショーを見ている間に本船は出航したらしく、気が付いた時には小豆島の沖
を航行していました。銅鑼が鳴るわけでもなく、汽笛が吹鳴するわけでもなく、静かに
港を離れたようです。9階のフロアに居たのに振動もなく、いつの間に出航したのか分
かりませんでした。3日間を通して感じたのは、この船は意外と静かだという事でした

瀬戸内海を航行していたのを差し引いても、振動もあまりなく、揺れもほとんど感じま
せんでした。エンジンの真上のダイニングでは、さすがにそれなりの振動はありますが

船体後部のスカートのすそのように海面まで続いている構造が、消波作用でもあるのか

夜間デッキを歩いていても静かなのを感じます。

 またすべてではありませんが、主要部分が木甲板なのも嬉しいことですし、何よりも
乾舷が低いのが私にとっては何にもまして嬉しい事でした。むかしの「にっぽん丸」の
ように、デッキから海面までの距離が近いのがたまらなく嬉しかったですね。船内は基
本的に「リーワード」の時代と変わっていないのではないかと思われます、但し私はそ
の頃の本船の内装は全く知りませんが、各部の痛み具合、メッキの状態などからそのよ
うに伺われます。
 そのため内装は落ち着いていて、違和感なくすごす事が出来ました。

 さて、SSトーラス。初日の乗船から出航まで、参考になるような事はありましたで
しょか。この後個人的な船内生活の風景や、ツァー内容などは端折って船内放送や、船
内新聞でこんなお知らせがあるが実際にはこうなっていたよ、といったような実際に即
した内容をレポートの2でしてみます。

 それでは次のレポートをお待ち下さっている方のために。

                        Vice−Cp.

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08995 GCC02414 Vice-Cp. SSトーラス 乗船レポートの2
( 8) 00/03/23 21:45


 FSHIPの皆さん、こんにちは。
 
 SSトーラスのレポートの続きです。
 
 さて何からはじめましょうか? ではレストランの紹介からにし
ましょう。8デッキ船尾にセブンシーズ・ダイニングがあります。
こちらは中華レストラン。営業は、朝食・昼食・夕食と夜食。夜食
はこのダイニングだけで提供されています。朝食はバイキング。白
飯、味噌汁、白粥に中風のトッピング−干し魚、豚肉のフレーク、
ねぎ、ナッツなど−ベーコン、ハム、ソーセージ、シリアル、フル
ーツetc。 普通に船で出されている洋食ビュッフェに相当するもの
が出ています。

 昼食と夕食はセットメニュー。残念ながらここで昼食は取らなか
ったので詳細はわかりません。夕食は大体5品に白飯。中央にビュ
ッフェコーナー。こちらに大体8品ほどの料理とデザートがありま
す。

 今回夜食には行っていないため、どのようなものが出ていたのか
判りませんが、夜食に行った人の話によれば品数は少なかったとい
っておられましたが、彼の基準はカリブ海で運行されている客船の
ため、実際にどうであったかは私にはわかりません。

 5デッキ、レセプションにつづく後部には和食のレストラン、フ
ォーシーズン・ダイニングがあります。
こちらでは昼食を1度だけ取りました。おそらく大抵の人が、和食
のレストランを選択されるだろうと思われたからです。
 ここの変わっている事は、昼食と夕食のメニューでメインの料理
がチョイス出来る事です。唯一食べた昼食では、うなぎの蒲焼か、
キスのてんぷらかが、選べるようになっていました。それぞれの料
理を一品ずつ持って来るのではなく、どちらの料理にするかを聞い
てから、大きなお弁当箱のような器に盛り付けられたものを持って
きてくれます。

 こちらでもビュッフェコーナーがあり、巻物、揚げ物、そばなど
数品の料理が置かれています。でも何かが必ず足りないのですね。
 中華のダイニングでも、鶏肉にかけるソースが出てなかったり、
デザートのスプーンが無かったりしていましたが、ここではそばに
かける山掛けの芋と刻み海苔はありましたが、肝心のそばつゆが無
い。仕方が無いので、醤油を数滴たらして誤魔化していました。
 
 このフォーシーズン・ダイニング、5デッキの後部全体を使って
いるのですが、エンジンの真上でちょっと振動があります。また廻
りがプロムナードデッキになるため、ふと目を上げると外からの視
線に慌てることになります。
 
 このほかに今回は利用しませんでしたが、有料のレストランとし
て「ル・ビストロ」が9デッキ後方でイタリア料理を提供していま
す。
 
 こちらも利用する機会が無かったのですが、同じ9デッキに24
時間営業のスナック、ケーキやアイスクリームなどを提供している
「スポーツバー」がありました。
 
 本船のカジノ「スタークラブ」すぐ近くには「トレードウィンド
ラウンジ」があります。ゲームに疲れたらこちらで1杯ということ
でしょうか。
 
 10デッキの後部には、「オブザヴァトリー」ではモーニングテ
ィーとアフタヌーンティーが提供されます。このラウンジは夜はカ
ラオケをやったり、ゲームをしたり、ディスコになったりしていま
す。
 
 同じく10デッキの後部に「ギャツビーピアノバー」があります。
位置関係は同じフロアの左舷側が「オブザヴァトリー」で右舷側が
「ピアノバー」になります。入り口は別々になって内も中央で仕切
られていますが、後部でそれぞれに行き来が出来る構造です。

 ここが私のお気に入りで、12:00am-1:00amのナイトキャップ 
オン ザ ピアノの時間には入り浸っていました。ムード音楽の弾
き語り。時にはリクエストにも答えてくれたり、他のイベントスタ
ッフが飛び込みでジョイントしたり。結構楽しませてくれます。
 フロア席と一段高い位置にボックス席が海に面してあり、フロア
席だと内面反射の関係で、夜は外が見づらいのですが、上段のボッ
クス席では反射の影響を受けずに、行き交う船の舷灯・マスト灯や
漁火を楽しむ事が出来ます。
 ただ残念なのは、隣のオブザヴァトリーから聞こえてくる、カラ
オケの響きやディスコ音楽が邪魔をする事もあるので、座る場所と
しては・・・・・ えーっと、これを言っちゃうと私の場所が無く
なってしまうので、どこが良いかは御自分でお探し下さい。
 
 他にオープンデッキにも2箇所バーコーナーがあるのですが、季
節の関係からでしょうが、今回はオープンしていませんでした。こ
れから初夏にかけて、オープンデッキでデッキチェアに腰掛けなが
ら、薫風と柔らかい日差しを友として飲むビール。
 たまりませんなぁ。
 
 
 関門海峡の通過を見ようと、コンパスデッキに上がったらもう沢
山の人が、ちょっと鬱陶しいかなと思い5デッキの船首へ。ここは
プロムナードデッキの一番前。船首の近いところはロープが張られ
ていて近づけません。そこには雑用のボート、予備のイカリが有り、
一番前ではレーダーが廻っています。こんなところで廻っていたら、
どんな風に映像が見えるのかしら見てみたいものです。半分は船体
からの反射で見えないでしょうに。

 海峡手前でパイロットが2名下船して行きました。この航路いっ
たい何人のパイロットが必要とされるのでしょう。神戸港では大阪
湾パイロットが、瀬戸内海では内海パイロットが、当然この関門で
も必要でしょう。4人ですか? それとも5人必要なんでしょうか。
この航路は一時はこの水先料がネックとなり、新設が危ぶまれてい
ましたが。
 
 ちょっと通過までには時間が有りそうなので、8デッキのスター
ダストラウンジで行なわれている、ファンタイムビンゴを覗きに行
きました。ひとゲームが終わり、次から参加出来るの? と思って
いたら、ダメみたい。どうやら開始時に集まっていたお客さんにし
か、参加できないみたい。ビンゴ自体もたて横5個づつの窓の有る
カードではなく、数字がいくつか書いてある小さなカードを、ゲー
ムの数だけ綴じてあるといった感じでした。数字も普通の1から7
5まででなく、100番くらいまであったようです。
 


 参加できないんじゃ仕方が無いので、やっぱり海でも見ていまし
ょう。関門海峡の潮の流れは、この時西向きで6ノット、だんだん
弱まりつつ有るとの表示が出ています。
 
 福岡入港は予定より1時間早まって、3:00pm に入港。ツァー客
は8デッキのスターダストラウンジへ、個人行動の方は10デッキ
のオブザヴァトリーかピアノラウンジ、5デッキのフォーシーズン
・ダイニングで次の連絡があるまでお待ち下さいとの事。ピアノラ
ウンジで待っていると、アフタヌーンティーが始まったので、とな
りのオブザヴァトリーへコーヒーとプチケーキ等を貰いに行く事に。
 
 このティーサービスは原則がセルフサービスなのね。
それこれしている内に、ツァーのお客さん達は下船して、バスに乗
って行ってしまわれた。次の放送は福岡下船のお客さんに、パスポ
ートの返却をするからスターダストラウンジへ来てくれというもの。
まだ私達、個人行動のお客に対するアナウンスは無い。4:00pmにな
り、4:15pmを過ぎ。外を見ると、どうも個人行動の方が下船してい
るような。何にも連絡はありませんが・・・・

 一応5デッキのレセプションまで行ってみると、「もう個人行動の
お客様はいらっしゃいませんか?」、「???いらっしゃいませんか
って、ここに居るがな。まだ上にも沢山???」
 
 そう、この状況から判断するに5デッキのフォーシーズン・ダイニ
ングに居た個人行動のお客さんには、下船を開始しても良い事を連絡
したようですが、それ以外のところに居たお客さんには知らせが行っ
てい無い模様です。
 5デッキと10デッキに次の連絡があるまで、居てくれって言うの
はそちらが言った事でしょう。だったらちゃんと放送するなり、人を
よこすなりして、一時下船の準備が出来た事くらい、ちゃんと伝えて
くれなきゃ。どうも連絡の悪い船だね。
 
 乗船証を持って舷門へ。乗組員に乗船証を渡し、情報をスキャン。
後はこの乗船証を落とさないように注意、注意。
 
 帰船は9:00pmまでに。この時間に神戸からの乗船客の一括出国審査
があるので。
 
 出航は11:59pm のはずだけど。その時間はもう海の上。10:30pm頃
には出港したようです。入港時間といい、出港時間といいアバウトな
船ですなぁ。
 
 日本の領海を離れるとカジノのオープン。でもその時間が2:00amか
らではちょっと辛い。このリアルゲームに参加できないならば、ファ
ンゲーム(模擬ゲーム)をその前にやっているので、そちらに参加を
してみては如何でしょう。このファンゲームに参加すると、下船日に
クルーズ招待券の当たる抽選に参加できるそうです。


 レポート2で終わるはずでしたが、長くなりすぎ行数制限で登録で
きなかったので、ここで分けます。続きはレポートの3をご覧下さい。

                     Vice−Cp.
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08996 GCC02414 Vice-Cp. SSトーラス 乗船レポートの3
( 8) 00/03/23 21:49


SSトーラス乗船レポートの続きです。

 翌日は釜山入港。入港は7:00am。朝食は5:00amから。えらく早い
なぁ とは思っていたのですが、でもツアーは8:00-8:30amにバス
乗車となっていたから、まぁゆっくりでいいやと、6:30am頃にダイ
ニングへ。食事をはじめたかと思ったところへ、「ツアーに行かれ
る方は、チケットを持ってスターダストラウンジに7:00amに集合
・・・云々」との船内放送。目が点。バスに乗るのは8:00-8:30am
なんだろ。だったらまだ十分時間があるじゃないの。何で今ごろ集
合しなきゃ行けないの。いろいろ思っているところへ「ゴン」。グ
ラリと振動が。岸壁にぶち当てたな。
 
 急いで朝食を済ませ、「ツアーのお客さんは急いでください」と
船内放送にせかされながら、ラウンジへたどり着くと、その入り口
でツアーチケットを確認して、バスの号車札を胸にペタ。シールを
張られる。それでその号車の表示のあるところへ行くと、乗船証を
持ってパスポートを貰ってこいとの事。ラウンジ前方のステージに
カウンターが設けられ、そちらでパスポートの一時返却をやってい
るらしい。ああ、なるほど。8:00頃に集まって、パスポートを貰い、
入国審査を済ませて、8:30頃にバスに乗るという意味では無いのね。
だったら集合時間くらい、前もってなんかに書いといてよ。
 うっかりしてたら朝飯抜きだぜィ。このツアー昼ご飯ついて無い
のにィ。
 
 で、ようよう全員集まると、やっと下船。人数の揃ったところか
ら、先に下船を始めるっていう風には考えんのかねぇ。みーんな一
緒に降りて行くから、下船口では混雑、混雑。チェックマシンを複
数使用していても、結構な人数が一度に集まるものだからなかなか
進まない。なーんか、早くに集まった意味も無いような気がするね。
 
 あっ、それから外貨の両替ですが、これはレセプションで行いま
す。私が行った時のレートは5,036円で50,000ウォンでした。
大体円が使えるようなので、個人行動をされる方、昼食を食べたり
屋台でものを買われる方以外は、必要ないかもしれません。
ちなみに私が、免税店のあるロッテデパートで食べた定食は10,000
ウォン、ビールが3,000ウォンでした。

 岸壁にはゲートがあって、一般の人は近寄れないようになってい
ます。皆さんフェンス越しにこちらを見てますね。なかには家族で
お弁当を持ってこられているところもあります。ここは釜山市でも
外れ。新興住宅地のようです。マッチ箱のような薄い高層マンショ
ン(アパートかな?)が林立しています。
 
 まだターミナルの建物はプレハブ。そのうち立派なものが建つの
でしょう。金剛山クルーズもここからになるそうですし。
 
 このプレハブの建物で入国審査を済ませ、パスポートはまた本船
の乗組員に返却。後で一括して出国審査を行ないます。
 
 それぞれツアーに行くなり、個人行動をするなりここで別れます。
ツアーはいくつかのコースに分かれますが、帰ってくるのはみんな
ほぼ同じ時間。入国審査をしたプレハブに戻り、輸入免税品を買わ
れた方はここで受け取ります。スムーズに本船に戻れば、うまく行
くと行列の出来る前に戻れるのですが、ここで本船の写真でも撮ろ
うとグズグズしていると、他のツアーのバスと一緒になり、舷門前
にはながーい行列が。ここではまた荷物のXレイ検査があるため、
乗船証のスキャンと荷物検査。場合によってはボディチェックがあ
るため、随分と時間がかかります。
 
 私じゃないんだ。前のおばサンなのよ、キンコン鳴ったのは。あ
たしのボディチェックしたって、何にも出やしませんよ。出ないは
ずだよ。出ないと思うよ。出なけりゃいいが・・・
 
 はーい。ここでまた予定時間が狂いました。出国審査に手間取り、
出港時間が3:00pmから4:00pmへ変更。本船の出入港時間って
単なる目安に過ぎないのね。
 
 本日はガラディナー。船長主催のカクテルパーティーとディナー
に御招待。乗船客は前もって、自分の行きたいダイニングを事前に
予約します。私はもちろんセブンシーズ・ダイニングを予約。中華
レストランですね。一度しか利用しませんでしたが、どうも私には
あの日本食レストランのフォーシーズン・ダイニングは、廻りのデ
ッキからの視線が気になるのと、食事をしているお客さんのざわつ
きが好きになれないもので、自然と8デッキへ足が向いてしまいま
す。ダイニングの予約の向かい側では、ワインの予約。フルボトル
はちとばかし量が多いんですよね。流石の私でも。
でもドミのボトルが無い以上、仕方が無いですから15〜6種類
(メニューには赤・白もっと種類があるようですが)そこに並べて
ある中から1本を選びます。値段が貼ってあるからそれも参考にな
るし。
 
 私が選んだのはイタリアの白ワイン。必要があれば赤はグラスで
注文すれば良いしって、そうか、グラスワインで良かったんだ。
 
 ダイニングを予約する時間によって、1st.と2nd.に振り
分けられます。当然それにあわせてカクテルパーティーの時間も。
 
 ダイニングを予約したカード。これがガラディナーの招待状。こ
れにはテーブル番号と時間が記入してあり、それ以外に注意事項も
書いてあったように記憶しています。ドレスコードはカジュアルで
すが、襟なしのシャツ、サンダル、短パンはご遠慮くださいと書い
てあったのがこの招待状だったと思うのですが、読まない人は何も
読まないのね。流石に短パン、サンダルは居なかったけど、襟なし
シャツは結構居ました。私は普段でもダイニングに行くと気は朝食
であれ、デッキランチであれ襟付きのシャツを着るようにしている
ので、別に困りはしないのですが、乗船前にもらった資料のどこに
もそんなことは書いてないから、慌てた人もいたでしょうねぇ。

 ラウンジの入り口で、スパークリングワインかノンアルコール飲
料をもらって、船長と記念写真。そのままステージまで進み、各部
のチーフクラスの紹介を受けそれぞれ適当な席へ。

 本船の運行部門のスタッフは皆さんヨーロッパ人。船長・副船
長・機関長はスウェーデン人だし、ホテル部門の長はイギリス人、
その他セキュリティ・スタッフも欧米人だったし、結構コストの嵩
むスタッフ構成でした。エクストラ・アシスタント・マネージャ
(AEマネージャて言うそうですが)が日本人、飛鳥に乗ってらし
たそうな。サービス部門のクルーは、フィリッピン人、中華系の方
ですが、上級スタッフの構成を見ると、思ったより人件費が高そう
な感じがします。

 これに日本の水先案内料、ポート使用料、タグ費用など結構経費
が嵩むと思うのですが、順調に集客を増やして、この航路を維持し
ていってもらいたいものですが。

 さて、下船日は11:00amまでに、部屋の前に荷物を出しておけば、
本船側の手で税関カウンターの前まで、荷物を運んでくれます。
このサービスは利用しなくては行けません。私はいつものつもりで、
それほど多い荷物ではないから、下船直前まで部屋において置けば
良いと思っていたので、利用しなかったのですが、船内新聞にチェ
ックアウトとして、チェックアウトは1:00pmです。パスポート云
々・・・ご清算を云々。キャビンにお忘れ物・・・云々とあります。

 ひょっとしてと思い、EAマネージャに「最終的に部屋を明渡す
時間は?」と聞いてみると、「出来るだけ1:00pmまでに」との返
事。下船まで部屋に荷物を置いて置けないじゃないの。時間は既に
バゲージサービスの終了を告げているし。結局1:00pm以降は、荷
物を持ってパスポートの返却まで、ピアノラウンジで時間待ち。

 そういや先週、「にっぽん丸」で帰港したとき、向かいのバース
に着岸中の本船のデッキに人があまり出ていないはずだわ。荷物を
ほったらかしにして、デッキをうろつけませんわな。

 パスポート返却の放送があったので、スターダストラウンジに行
ってみると、整理券を渡されました。私の番号は「310」
 もうかなりの皆さんがお集まりのようです。そしてステージでは
もめています。早くからこられた方は、いつまで待たせるんだって
言うことらしいですね。

 ナニ言ってんでしょうね。パスポートの返却は船内新聞にも2:15
pmからだってことは、ちゃんと書いてあるんですがねぇ。そんなに
早くからきているあんたらが悪いんじゃないの。こうやって、ああ
やってとその場にいる、唯一日本語を話せる日本人スタッフの女性
にイケ高にモノをおっしゃってましたよ。文句がおありなら、ホテ
ル部門の最高責任者のイギリス人が、近くにおいでなんだから、そ
の方に仰ればよろしいのに。

 またここで注意書きを良く読んでおられない方が、清算のことで
揉められたりして。クレジットカード登録の説明書を、良くご覧に
なっていないんですね。そのカードを使用される方のサインを、全
員分登録しなければ行けないのを。たとえばご主人のカードで、夫
婦二人の支払いをされる場合、ご主人だけのサインでなく、奥さん
のサインも必要だということを。もしそれをなされないなら、船内
のサインは、すべて登録をされた方だけがしなければ行けないとい
うことを。
 また使用するカードによって、限度額が違うということもありま
す。JCBカードだと上限が三万円、マスターとVISAは10万円
まで使えるということを。こういった事をご理解して頂いていない
と、結局ほかの方に迷惑をかけているのが、自分だということにも
気がつかれないようです。

 ここで時間をかけている間に、皆さんの荷物を下ろして、税関の
前まで、乗組員の皆さんが運んでいってくれている訳だし、入管を
終えてそこで自分の荷物を探すのに結構時間がかかる訳だし、急い
で下船してもそこで行列が出来るだけで、結局すべての手続きがす
んで帰宅できるには、それ相応の時間がかかるのですから、もう少
し辛抱することも学ばれたほうがよろしい方が多いようでした。

 それやこれやで、下船までには結構時間がかかりますので、これ
からSSトーラスに乗船を考えておられる方は、時間的余裕を見て
置かれたほうがよろしいと思います。

 さて、大急ぎで駆け抜けた今回のSSトーラス乗船レポート。
もし何も前知識がなくても、困らない程度にガイドしたつもりです。
まだ船内の免税店のことや、細かいことなどいろいろとありますが、
まずはご自分で乗船されてその目でお確かめ下さい。
 過度の期待を抱かず、船旅を楽しもうという気持ちがあれば、十
二分に楽しみがいのある船だと思います。

 私自身、結構ハマッてしまいまして、今までになかった隙間を埋
める船として、再度の乗船を考えています。ただ今のところ6月末
に「にっぽん丸」で利尻・礼文に、8月にし同じく「にっぽん丸」
で阿波踊りクルーズに行く予定のため、夏の一週間の上海までのク
ルーズには乗船出来そうにもありません。10月頃の再乗船を考え
ています。

 この長い文を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
私は客船はご自分で乗られて、楽しまれてはじめてその価値がわか
るものだと思っております。ここに定期船として、いつでもそして
比較的に気安く乗船することの出来る、商品が提供されました。
 どうぞ機会があれば、一度ご自分の目でクルーズを体験なさって
ください。

             船旅を心より愛する
                  Vice−Cp.

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09031 GCC02414 Vice-Cp. 客室のコンセント
( 8) 00/03/28 07:49


ぽんたさん、こんにちは。始めまして。


> ところで AC電源は どのようになっていましたか?
> 100Vでしたか? また形状は家庭のコンセントと同じだったでしょうか?
> 初めての クルーズなので 何にも分かりません

 その事を忘れていました。形状は違います。
客室のライティングディスクの前に、2個のコンセントがありますが、ひとつは
110Vで丸型の2ピンさし込みで、もうひとつは220だったか230Vの丸
型3ピンのコネクタです。どちらを使うにしてもコネクタ変換器が必要ですが、
客室内においてあるガイドを見ますと、客室係に申し出ると変換コネクタは貸し
てもらえる様です。一日に2回は客室掛が部屋の整理にきますので、そのときに
聞いてい見るか、レセプションで尋ねてみてください。

 自分で楽しもうと思えば、いくらでも楽しむ事の出来るのがクルーズです。
またSSトーラスは、楽しませてくれる船でもあるともいます。
どうぞ楽しんできてください。

 また何かありましたらお尋ね下さい。わかっている範囲でお答えいたします。

                        Vice−Cp.

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09102 GCC02414 Vice-Cp. SSトーラス最新情報
( 8) 00/04/21 22:33

FSHIPのみなさん、こんにちは。

 久しぶりにSSトーラスの情報です。
今週の月曜日(4/17)から4泊5日のクルーズに行かれていた方
からです。このクルーズは、700名オーバーの乗船客がいらした
ようで,結構どこへ行っても人があふれていたそうです。

 さて私が乗船したときは、乗船証とルームキーが2枚のカード
に別れていましたが、このたびは乗船証がルームキーを兼ねて
いたそうです。

 それからスタークルーズ・メンバーシップ・カードのこと。
これ作成してすぐに使用できたそうです。オーダーする際に,乗
船証とメンバーシップ・カードの両方を提示すれば良いそうです。
ただ後でレシートを2枚持ってくるので、両方ともにサインをする
必要があるらしいですが。このあたりちょっと面倒ですね。出来
れば乗船時に、クレジットカードを登録するときにでも、レセプショ
ンでメンバーシップ・カードを提示すれば、乗船証の情報とリンク
させて、以後乗船証を提示するだけでメンバーシップの特典を受
けられるようになれば、ずいぶんと便利なのですが。

 これが今日聞いた、SSトーラスの最新情報です。あぁまた乗り
たたくなってきましたが、今度はいつ乗ることが出来るでしょうか。

                         Vice−Cp

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