ラメール88さんの「エーリス乗船記」

エーリス乗船記 1
エーリス乗船記 2
エーリス乗船記 3
エーリス乗船記 4
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エーリス乗船記 8
エーリス乗船記 9
エーリス乗船記 10


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FSHIPのみなさん明けましておめでとうございます(1月2日午後8時)
ラメール&奥さんは今現在エーリスの船室で送信しています。

今日の午後1時半に新大阪をのぞみで出発し、2時間半で博多すぐにタクシーで博多国際ターミナルに到着(午後4時)。
本日は満船のため、受付も午後4時50分に始まり、出国も5時45分にできました。
トーラスで経験があるので関税でビールを6本(900円)で購入しバスでエーリスへ乗船しました。

7デッキのキャビンCAクラスでアウトサイドイド(バス付き)です。船室は非常に快適です、さすが5スターですね!


6時より夕食は一番乗りでした。オードブルとサラダとデザートは色々チョイスでき、メインのみ3種類(魚・鳥・牛肉)から
選べボリュームも飾りも非常に西洋的でおもしろく味も良いと感じました。
就航1ヶ月でだいぶ改善されたのでは?

  

エスカレータでキッチンより食事が運ばれるのがビックリです!
思わず間違えて乗ってしまいそうです。
現在快適で多少のトラブルも解決しいよいよ出港です。
現在出港30分前

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FSHIPのみなさんお正月はどうでしたか?

エーリスでの2日目の感想です。
色々なコメントをいただきありがとうございました。
船内の図書館にコンピューターがあり30分600円
でインターネットが可能です。もちろん日本語で読めます。
残念ながらメールやコメントは入力に日本語が設定されて
いないので返事がローマ字のみです。

でんたさんのコメントにお答えは日本船の夕食のお皿盛り合
わせとエーリスの夕食の盛り合わせはシエフが外国人なので
西洋的と感じました。以前外国の旅行で感じた盛り合わせです。

味はトーラスより上ですね、トーラスが定食的なのに比べても
チョイスシステムと前菜とサラダやスープ、デザートが沢山選
べて味も良かったです。夕食は一番乗りで夜食・朝食は一番最
後ですがおいしくいただきました。
給仕が少しお皿を早くひくのがスター社(レオでも)のサービスかも知れませんね?
スタッフは大勢います。
部屋が広めでバス付きなのは感動!

  
今回は一番船室の多いCAにしましたが正解です。
欲を言えばデッキは8階が良いかも知れませんが7
階でも満足です。あらかじめ船室は振り分けられて
いたので福岡で並んでもいい船室は当たりません。
代理店の力関係もあるのでしょうか?
7018は少し玄界灘の揺れが前方で気になった以外
は受付やレストランも近いので便利でした。

    

バスは広く洗面所との仕切は透明のプラスチック板な
のでカーテンより好きです。ただ少しバスもトイレも
外人サイズなので小柄な人やお年寄りにはどうでしょ
うか?
部屋の広さは日本船より広く鏡が上手に使っており
壁の収納やインテリアが飽きがこないので3泊4日で
も部屋での滞在が楽しいです。
窓も割りに広く高さもあるので外の景色も見やすいです。
デッキは5階では一番後方のキャビンではエンジンの振動
が少し気になるでしょう。しかし後方の方が外洋の揺れには
我慢できるかも(ラメールの部屋では波のぶつかる音が気になりま
した)

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お風呂三昧の船旅!
夕食後すぐにお風呂に入りました。大きなバスローブもあるので
しっかり乾かしてから出港を見学しました。

 
朝も釜山では下船せず11時から船室でお風呂タイムです。
ベットも大きく通路もレオより余裕がありそうで、昼間から寝て
いたり、ソファーで読書三昧です。(まるで航海日のような)

1月3日午前6時頃韓国到着
 港の移動

午後9時出港

1月4日午前9時済州島 抜港アナウンス

1月5日正午 博多到着 福岡泊
  
1月6日 福岡観光(スペースワールド)
     午後7時半の飛行機
     伊丹着 (家への到着10時)
合計4泊5日の旅行で新幹線・船・飛行機と結構な大旅行
でしたので、ようやく落ち着いて後半を書きます、よろしく
おつき合い下さい。

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うちの奥さんの乗船記と重なる部分もありますがお許し下さい。
船内のことを沢山書きましたが、まだ色々経験しました。
なぜかと言うと1/3の釜山到着後も下船せず韓国上陸は
エーリスが北朝鮮クルーズの船が入港するため埠頭を空けるため
釜山に近い埠頭へ移動後、写真撮影のために30分下船しその後
船内へ

  

1/4は島が悪天候のため終日航海で下船できず時間で言うと
60時間ほど船内に滞在した結果になるからです。

1/3に戻ります
釜山の入港は午前6時には減速して港へ近づいています。
外の11デッキから夜明け前の港を撮影しました。めちゃくちゃ
寒かったです、あまりの寒さにクラブ・ベルベデールへ。

   
(ここは夜は展望ラウンジとしてAM8:00〜2:00AMまで営業しています)  
ぱしふぃのオブザベションラウンジみたいな感じで、その3倍ぐらいの大きさ
です。もちろん朝早いので無人ですが24時間開いていました。
しばらく窓越しに写真を撮り部屋へ、奥さんを起こさず朝食を食べに
クリッパーレストラン(飛鳥のリドカフェみたいな所では?)に入り
ました。7デッキのグランドレストランも開いていますが、9デッキ
の方が高いので眺めはいいです。(スペースの関係で料理の種類は少ないですが)
美味しいパンや韓国粥を食べました。テーブルに着くとすぐに飲み物
を聞いてくれて、運んできてくれます。しばらくタデポ港の風景を見ていました。(入館事務局は相変わらずプレハブだし、3月に来た
景色より寒々としています)
オプショナルツアー参加者は大忙しです、特に子供連れでは大変でし
ょう。自主ツアーでも午前9時頃には入国審査が必要ですし下船しない
乗客もパスポートを預けないといけませんでした。
2日目は朝の遅い人には少し辛いスケジュールかも?

奥さんを起こして2回目の朝食を取りました。今度はグランドレスト
ランで和食をいただきました。蒲鉾・焼き魚・海苔・漬け物・みそ汁
(やや煮込みすぎ)それと新鮮なサラダとジュースを選びました。
奥さんはワッフルを取って食べていました。
   

船が岸壁を離れたので驚いているとすかさず、船内新聞に港が移動
すると書いてあったと奥さんに言われ夫婦でも目の付け所が違うこ
とを実感しました。食後2人で船内探検でデッキ11のリド・プール
へ行きチェアーにバスタオルを毛布にして港の移動を楽しみました。
途中で現代商船のHundaiPungakとすれ違いお互いに汽笛を鳴らして
います。
 奥さんはデッキチエアーでお昼寝、私はガムチュン・チュンガン・ブドウ港へ
入港するエーリスを写真撮影です。船長の操船を楽しめました。
天候は晴れで温度は5℃位ですがリド・プールは暖房がありサンルーフ
なので温度が18℃位なので気持ちがいいです。にっぽん丸の見学会
でも見ましたが冬のクルーズには必需品ですね。
 親子連れでも面積が広いし託児設備も隣のガラス越しに見えるので
ポイントは高いです。(実際3日目の終日航海の時は家族が多かった
です)

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 お昼は日本食でした。ざるうどんと天丼(エビ・カボチャ・人参)
には感激、キッキンツアーで判明しましたが大森料理長とベーカリー
スタッフ(女性20代)・コック(男性20代)の3名が日本人で
あとは40人の料理スタッフは全て外国人でした。西洋料理はドイツ
人料理長がいるそうです。(番外編で詳しく書きます)
 味はラメールは美味しいと思いました。同席のご婦人方もほぼ満足して
いました。

部屋へ戻り年末の激務で疲れた体を休めるためにクルーズに参加したので
読書三昧です。キャビン清掃は1日2回来てくれスチュウワートが名前を
呼んでくれてので嬉しかったです。逆にスチュウワートの名前が難しく
ありがとうの気持ちが最終日のお礼の英文でしか表現できませんでした。

 船内に残っているのは50人位でしょうか、釜山は近いので九州の人に
は近い外国かも知れません。今回のクルーズは600人ほど乗船し会社と
してもこれが毎回ならば嬉しいところでしょうが・・・。
船内のアトラクションはクリッパーバーでクイズ大会・ジェスチャーゲー
ム・ダンス教室・カラオケ大会が設定されて家族連れが利用していました。
今回のクルーズでは九州の話し方をする人が多く2世代家族や親子連れ
若い女性グループ(20代前半)など初めてクルーズを体験する人が多い
と思いました。
中には部屋の備え付けサンダルで外出したり浴衣(部屋に備え付け)で
廊下を歩いたり、レセプション前でしゃがんで座り(ローソンでよく見る)
喋っている日本の若い女性を見るとトホホ・・と少し悲しい気持ちになり
ました。まるで年末のフェリー状態です。
(クルーズが定着し日本人が社交性を学ぶにはもう少し時間がかかるかも)
 しかし逆にこの低価格だからこそ若い人や初めてクルーズを体験する人
が増加するので日本船にもクルーズ人口開拓の熱意が欲しいですね。
今回の体験が次回のクルーズでのマナーとステップアップにして欲しいと
願いました。

 

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 船内での過ごし方


私は図書館でコンピューターを3回して合計80分で1700円ほど
楽しみました。船内、しかも外国で日本のFSHIPのHPが読めて皆さん
のコメントを読めたの感動です。日本語入力がないのでローマ字で返事を
書こうかと思いましたが諦めました。読み込みのスピードはISDNの1/3
位でした。


リド・プールやクラブベルベデールは日中の展望には良いところで時々
出没しました。特に寒いときはデッキでの撮影が辛いときには最適ですね。


クリッパー バーはお茶を楽しみに行ったり外のクリッパーデッキに出れ
外から上のスポーツデッキに移動すると卓球台やパットゴルフが楽しめま
す。


私は体験しませんでしたが他の乗船客の話では歌手の方の歌が上手で最後
まで聴いていたと言っていました。
ショーもスター社が国際的にネットワークがあるのでしょうか、トーラス
のショーより見応えがありました。(スタークルーズプロダクションの制作)

ジムとフィットネスセンター、ガラデイナー編は次回で

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1月4日 済州島に上陸できないので日中は遊んでは食べて
     快適な部屋でお風呂・読書を楽しみ少しお昼寝
     までしました。
     フィットネスセンターで、船内初泳ぎも波が高く
     プールに入れないので、ジムでボートこぎやラン
     ニングマシンで汗をタップリかいてガラデイナーに備
     えます。

ガラデイナーへ
     一部に申し込みしていたので5:30のカクテ
     ルパーテイに寝過ぎて5:45に到着しました
     が入場前に写真撮影をしていて副船長の挨拶に
     は充分に間に合いました。カクテルとおつまみ
     を食べ、入り口に近いので早めに退場、スタッ
     フは皆さん正装しパーテイの合間に入り口横の
     ハーリーズ バーでくつろいでいた航海士達が
     ご愛敬でした。(第一ボタンをはずしておくつろぎでした)

ガラデイナーの食事
     雰囲気は良かったし、皆さん子供達も含めてお行儀が
     保たれて一番落ち着いて食事できました。
     済州島が入港できないのでドリンクはサービスでした
     し、副船長のテーブルでは英語ができない日本人のため
     に日本人スタッフがついて通訳してクルーズの楽しさを
     演出しています。こういうサービスもトーラスからの改善
     として良くなっていると思います。
     三日目のクルーズと飽食で胃袋が苦しく、最後のメインは
     ビーフのパイ包みでしたが少し味が美味しく感じられません。
     デザートのベイクドアラスカも演出はなしでした。

 

 

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最後の運試し
     今回は終日航海日が多いのでカジノは二回ほど行き、ルーレ
     ットの出目を記録したり、デーラーの癖を研究しチップの張
     り方も考えました。一回目は18$の負けで、今晩が昨晩の
     雪辱戦です。スロットルでは100$の当たりが出て、すぐに
     勝ち逃げです。奥さんは私と逆にルーレットが強く20$を
     倍にして時間切れで引き上げました。
     結局昨晩と合わせて+1000円でスリルを長時間楽しめま
     した。やっぱり現金のやりとりは真剣味がありますね。
     午前1時に夜食をクリッパーレストランで食べて部屋で寝まし
     た。毎日午前様の不規則生活です。

1月5日正午まで

     朝起きてこの日のメインであるブリッジツアーに参加、キャン
     セル待ちが出るほどの盛況。ブリッジでドイツ船らしい操作板
     やパネルを盛んに写真を撮る。

     個人的に気に入ったのは、操船スタッフの各自のマグカップが
     壁に掛かっており全て違うデザインで面白かった。

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ツアー第2弾
     キッチンツアーに参加、ふーさんが面白いとコメントをいただい
     たグランドレストラン中央のエスカレーターをツアー全員(15
     名)が降りていく。降りたところが皿洗いの機械前、ここで下げ
     られた皿が残飯に分別し機械へ入れられる。

  

     次はキッチン全体が低温のブースの野菜や果物を調理する所(ここ
     フィリピン人のパフォーマンスに一同拍手)
     シエフ控え室で日本人調理長に挨拶と質問、肉料理ブース等を見て
     パン焼き工房へ入る。

    

 日本人女性スタッフ(パン職人)より説明、ラメールは肩越しに窓
     を発見し、海の見えるパン屋とさらに感動。乗客よりパンが美味し
     いと言われスタッフが素直に喜んでいたのが印象的。
     記念撮影をして、上りのエスカレーターでレストランへ戻る。
     お腹がちょうど減っていたので遅めの朝食となる。

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下船   エーリスが博多港へ入港したので、急いで船内のお気に入りを撮影
     し記録する。

 

    

     船室でゴロゴロしていたら、1時を過ぎて人が動き出したのでつい
     でに下船する。スタッフに見送られてエーリスより出る。
     バスで移動し税関もスムーズに通過しタクシーもすぐに乗り込む。

最後のコメント

     エーリスは素晴らしい船でした。今でも4+の評価(飛鳥・ぱし 
     ふぃと同等)です。大きいし船歴19年?とは思えないほどしっか
     りした船でした。3月以降は中国発になり日本からは利用が難しく
     なる可能性も出ています。(あくまでもうわさ)
     スタークルーズは先が読めないので旬を捉えて乗船される事を強く
     お奨めします。
     日本にいて外国の船の雰囲気を味わえる数少ないチャンスです。

 エーリス乗船記改訂版、投稿1月20日現在トーラスは神戸から福岡へシフトし
     懐かしい神戸支店は閉鎖、エーリスはトーラスに押し出されて?外国へ
     しかし、トーラスよりもスーパースター・ジェミナイの方が純客船なの
     で個人的にはそちらを配船して欲しいですね! 
    

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