ラメール88 さんの「帆船あこがれ乗船記」

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10990 KHF06016 ラメール88 帆船あこがれに乗船します!
( 8) 01/03/09 06:33

帆船あこがれの体験乗船に参加します!

日本中が寒さで震えるこの時期に海上とは、少し辛いですがせっかくのチャン
スなので楽しみにしています。

週末(3月10日)USJで最近ブレイク中の南港OS埠頭からだそうです。
今日強風に負けないように眼鏡のストッパーを購入してきました。
レポートを楽しみにして下さい。

ラメール88でした。

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11005 KHF06016 ラメール88 :帆船あこがれ乗船記2
( 8) 01/03/11 03:36 10990へのコメント コメント数:1

FSHIPの皆さん、寒い週末ですねお風邪にはくれぐれもご注意を。
さて、ラメール&奥さんは職業上の特権を利用して「あこがれ」(大阪市
所有の帆船)で1日体験航海を楽しんできました。
この会議室が客船、フェリーなので本来の趣旨からは少し離れますが乗船記と
いうことでよろしくお願いします。

朝の9時半集合でしたが、家を出たのが8時50分と遅めでしたので車を飛ば
し阪神高速をひたすら先日関西オフ会が行われた南港方向へ向かいます。
駐車場へ車を滑り込まし走って行くと3本マストの帆船あこがれがOS岸壁に
停泊しています。


無事点呼が終わって班編制で甲板で乗船式を行い1時間の船内見学が始まりま
す。訓練生の2段ベットで手荷物を置いて食堂へ集合しました。まず船酔いで
の汚物処理方法を一番に説明したのが印象的でした。客船との違いにビック
リ!(記念にゲロ袋を貰いました)
食堂には本もありクルーズ誌が置いてありました、トイレの使い方、台所の見
学(航海では訓練生も炊事当番にあたるそうです!)船長・航海士の部屋を
通って機関室、艫にある船の応接室と驚きながら見学しました。
普段乗船する客船に比べて350tの大きさは小さいのですが非常にコンパク
トで無駄がなく船の偉大さを知りました。
続く

メール88でした。

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11015 KHF06016 ラメール88 :帆船あこがれ乗船記3
( 8) 01/03/12 23:09 11005へのコメント

あこがれ乗船記の続きです。
武蔵丸さん、渋谷さん、CABIN261さん早速のコメントありがとうございます!

今回の1日体験航海のスケジュールは
集合9:30
乗船・班編制・船内諸注意・船内見学10:00〜
出港11:00
港外にて全員で帆を張る11:30〜
お昼12:00〜13:00
マスト登り(変更で船首のネットからタイタニック遊び?)
帆の収納13:30
食堂にてビデオ(あこがれ世界1周の記録)
入港14:30
下船式15:00

40人募集で小学生が30人(男子:女子が3:2)
と目の不自由な人4人と付き添い4人、その他3人(ラメール・奥さん・桑田 さん)
桑田さんとは3年前の夏のぱしふぃ(神戸から東京)でミニオフで一緒の方 でした。

子どもの元気良さにビックリ!
腕白な小僧が航海士にお目玉を喰らっていました。(何にでも興味を示すのか
スタッフが目の不自由な人に気を取られているうちに船長や航海士の部屋まで
覗いてしまうのですから・・・)
おかげで部屋にドクロのマークが貼ってあったのが発見できたのがご愛敬でし
た。

船内見学に時間をかけたのは、トイレの使い方等小さな限られた船内では大切
な決まり事も守らないとみんなが迷惑するからだと感じました。

ドラは希望者に鳴らすことができ男の子が恥ずかしそうに鳴らして出港でし
た。風が強く心配しましたがあこがれは力強く港外へ進んでいきました。

ラメール88でした。

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11050 KHF06016 ラメール88 帆船あこがれ乗船記3
( 8) 01/03/20 19:44 11005へのコメント

nifty:FSHIP/MES/8/11005 からの引用
>FSHIPの皆さん、寒い週末ですねお風邪にはくれぐれもご注意を。

と言いながら・・・。あこがれ乗船記、作者が風邪となりましたのでしばらく
中断しましたが再開します。

出港は午後11時 銅鑼を希望者の小学生が叩いて岸壁を離れて行きました。
船から見ると南港のATCやWTCは海を意識した設計になっていることが
解りました。椰子の木や船の建造物をモチーフした建物は海上から見ると楽し
いです。あこがれがここを母港としているので世界一周の最終にここへ戻って
来た瞬間は船のスタッフには懐かしい風景だったと思います。

さて、船はエンジンを使い港の外へ出ていきますが、速度は遅いのですが風を
受けながら走っているので気持ちがいいです。
天候も太陽が出ており甲板から海を見てもあまり寒くありません。
ちょうど入港する貨物船があるので航路を譲るルールをボランテイアの方が
説明してくれました。
遠く左舷に南港かもめ埠頭のフェリーが見えます。宮崎行きの「おおさか」と
さんふらわー(鹿児島行き)でしょう。

灯台の釣り客に手を振りながら港を出て南へ転進しました。沖合に関西汽船の
フェリーが停泊し錨を降ろしています。空っぽの状態なので喫水線がかなり浅
くなっています。ここ数年瀬戸内海航路は橋の影響で苦戦していますし、重油
の値上がりで経費節約のため岸壁ではなく、沖合での停泊かと考えてしまいま
した。

いよいよメインの帆を張る作業が始まりました。
子ども達もこれが終わるとお昼と聞いてがぜんやる気が出ています。
メインスルを三班(七人ずつで三班)が担当し、残り二班は船首でジブ(三角帆)
を張りました。2−4HEAVEのかけ声で無事に二枚の帆が張れました。風の力で
約2〜3ノットで走ります。
ここでお昼になり全員下のメスルームへ降りました。

続く


ラメール88でした。

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11094 KHF06016 ラメール88 帆船あこがれ乗船記・最終版
( 8) 01/03/31 20:00 11050へのコメント

nifty:FSHIP/MES/8/11050 からの引用

FSHIPの皆さんお元気でしょうか?

ラメール&奥さんは、年度末の激務を癒すためにここ淡路島のウエステインHで大阪
湾の夜景を楽しみながら海の景色で気分転換をはかっております。

あこがれの乗船記を途中で中断してしまい申し訳ございませんでした。
話がお昼で終わりましたが、あこがれの体験クルーズではさすがにお昼は出ま
せんでした。(無料で体験で海へ連れて行ってくれるだけでも充分です)
お昼はメスルームで各自持参した昼食を食べましたが、スタッフやオフィサー
も同じテーブルで食べました。ちなみにお昼のメニューは巻き寿司と稲荷寿司
にデザートはグレープフルーツでした。となりでコンビニのおにぎりを食べて
いたラメールに実はスタッフがお寿司を勧めてくれました。(感激)
当然、喜んで味見をしましたが2重丸の美味しさです。船の食事は美味しいで
すね!(ちなみにこれが2泊3日ぐらいですと船酔いでそれどころではないそ
うですが・・・)

八点鐘を鳴らす!
うちの奥さんは乗船したときから密かに鐘をねらっていたそうです。昼食後子
ども達が甲板や部屋のベットで遊んでいる時にラメールと奥さんは写真を取り
まくっていました。奥さんが時間を聞いたのでラメールが1時と言った瞬間に
鐘を鳴らして走って行ってしまいました。(一つ夢が実現できたそうです)

をたたんで帰港へ
お昼前に帆を張り約3〜4ノットで南へ航海していたあこがれでしたが、今度
は班を交代して帆をたたみ、エンジンを使い母港を目指します。
ロープワークの学習で帆をしまうのに使用したロープをまわしながらマストの
下の杭(?)掛けましたが、古い映画でベンハーの古代ローマ船でも同じよう
にロープを掛けていたので帆船の基本だなと感心しました。

ミーテングでVTRを鑑賞しました。あこがれは世界一周を終えて大阪に戻っ
て来てゆっくり休む間もなく大勢の人たちに帆船トーレーニングを体験してく
れています。VTRでは出発から各国々での歓迎や帆船パレードに参加したと
きの様子等など、非常に興味深い内容で思わず引き込まれてしまいました。
いつの間にか南港は近づいてきていました、この体験を画像で残さなくてはと
考えて甲板に上がり写真をとりました。
あいにく天候が帰港するにつれて悪くなり雨がポツポツ降り始めましたが、甲
板に集合し全員でも記念写真を撮りました。
無事接岸し、スタッフや船長の言葉としてぜひ今度は宿泊外洋航海のお誘いを
受けました。下船式では一人一人に記念としてあこがれバッジを授与されて解
散となりました。

埠頭からあこがれの全景を写して家路へ向かいましたが、あこがれが外国へ航
海し日本の代表として海洋国をアピールしたことはすごいことであると再認識
しました。国内より外国の方が帆船での大阪オリンピックPRでは大きく取り
上げられていたのではないでしょうか。
そう言う意味では大阪市が自前で帆船を持ち海外や国内へ出かけて行くことに
はある面で大阪の素晴らしさ感じました。

追伸:最近のあこがれのHPで子ども達が参加した体験航海で大変苦労した話
が出てきています。子ども恐るべしですね!

ラメール88でした 

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