ラメール88さんの「飛鳥乗船記」

11645 KHF06016 ラメール88 乗ってきました飛鳥(北海道クルーズ1)
11647 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記2(北海道クルーズ)
11650 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記3
11651 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記4
11663 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記5(函館編)
11664 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記6(函館編)
11678 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記(航海編)7
11679 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記(航海編)8
11698 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記9
11700 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記10(最終編)横浜

乗船記目次に戻る

11645 KHF06016 ラメール88 乗ってきました飛鳥(北海道クルーズ1)
( 8) 01/08/05 00:17 コメント数:4

FSHIPの皆さん暑い日が続きます、暑中お見舞い申し上げます。
 ラメール夫婦はついに飛鳥乗船を果たして、自宅で写真や船内新聞を
読みながらあの時はこうだったとかを思い出しながら、乗船の感想
をまとめている毎日です。

 では順を追って乗船記(ラメール風)を書いてみたいと思います。(ペコリ)

1日目 7/28 暑い暑い大阪を自宅から1泊分の荷物で身軽に午前
        7時半に出ました。途中で奥さんを拾いTAXを奮発しま
        した。(クルーズは財布の紐も心も緩くする?)
        伊丹までは車でも20分ぐらいの距離なので楽勝で
        札幌行きのANAに間に合いましたがほとんど満席
        なので窓際には座れませんでした。

        千歳到着10時半→JR(急行)→新札幌のSホテル着
        奥さんの友人と待ち合わせて早速ラーメンを食べる。
        (時計台ラーメン:チェーン展開だが美味しい! 
         ネギチャーシュウ900円でした)
        羊ヶ丘とラメールの母校見学、六花亭の福住店にてお茶会
        (お菓子を買うと自由に店内のコーヒを飲めて座れる)

        ここで奥さんは友人と夕食、ラメールは船好きでHPでも
        素晴らしいコラムを開設しているI氏と再会し大通り
        公園にて情報交換をして過ごす。 (札幌泊)

2日目 7/29 今日は飛鳥乗船と思うと興奮気味、朝はホテルが豪華
        なので節約してモスバーガー。
        午前11時半頃の快速で新札幌を出発、銭函海岸では車窓
        より北海道の人達が海水浴を行う風景を観察(この日の気
        温は22℃位で寒くないのかしら・・)していると「あっ!」
        飛鳥の白く上品な船体を車窓より発見し2人で興奮。
        小樽駅は賑わいが最近では築港駅にとられて少し寂れ気味
        でしたが、旅情が出てきます。
        乗船の受付は午後2時半なのでとりあえず手荷物を大型ロッ
        カー(500円)に全て放り込み観光に出発。
        駅を1歩出ると下り坂の終点に飛鳥が正面を向いています。
        絵になる風景ですね、北国の短い夏の輝きや潮祭りの賑や
        かさ、さわやかな涼しさで気持ちも心地良いです。
        昼食は駅近の三角市場の大衆食堂でイクラ丼と海鮮丼(美味
        くて安い)食べて小樽散策を小1時間。
        はやる気持ちを抑えてホテルの受付へ(今回の乗船受付は
        ホテルの2Fでした、飛鳥はちょっとお洒落ですね)
        案内の女性は浴衣姿ですし、ホテルの中ではいきなり飛鳥の
        オフィサーが制服で誘導してくれるので奥さんも大喜びでし
        た。冷たいお茶を飲んで待つこと10分、バスに乗っていよ
        いよ飛鳥に乗船開始です。
        直線では500mもないのですがあいにくこの日はお祭りなので
        迂回して駐車の車の列を避けながら到着しました。
        タラップを上り乗船カードを機械に通すと液晶に大きく自分
        の名前が出たときには少し恥ずかしい気持ちでした。
        シャンパンが用意されていたので思わず飲んでしまいまし 
        た。まだ自分のキャビンも確認していないのに・・・。

        つづく

 ラメール88でした。


このページのトップに戻る

11647 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記2(北海道クルーズ)
( 8) 01/08/05 15:20 コメント数:3

乗船記の続きです。

 キャビンは今回は割引特典を利用して7デッキの738でした。
部屋にスチュウワートの案内で入ると冷房が効いて綺麗にセッテング
されており、第一印象は部屋の配色や家具の色合いから明るい
リゾート的な雰囲気を受けました。(MOPASのふじ丸はもう少し
原色が強く研修施設の雰囲気があります。ぱしふぃは最近の船な
ので光り物が多く使われ外国船に近い感じかな)
噂のバスも見ると部屋の形態からホテルの浴槽よりも少し釜風呂
に近い印象をもちました。ベッドは収納された状態なので広く見
えます。基本的に2人仕様なので収納スペースにはゆとりがあり
ますが、ホームセンターで見かける収納BOX(3段式)とソファーの下に
も収納BOXが用意され、下足棚も机の横に(4段)でありました。
収納スペースは多くて良いのですが、何だか飛鳥の豪華さと安物
の収納BOXがむき出しなのは少しショックでした。シテイーホテル
に泊まり同じものを見たら少し悲しい気持ちになるかも知れませ
んね。(私たちにとっては使いやすかったですが)

 船内新聞(アスカデイリー)を読むと午後5時半より夕食(フォーシズン・
リドとも同じメニュー)なので、一度下船して小樽の潮祭りを見学
してくることにしました。船内見学は4日間もあるので後にして
体験できるものからですね。
先に5デッキに降りるとちょうどピグミバンドの小樽乗船客に対する
演奏も終了し、ウエルカムドリンクを片付けつつあったのでオレンジジュースとチ
ーズのつまみをいただきました。
奥さんと一緒に外へ出ると埠頭には沢山の見物人が飛鳥を見ていた
ので少し照れくさかったです。すぐ近くが祭りの中央ステージなの
で観光には1番の場所です。普段は埠頭は寂しい場所なので飛鳥の
姿がお祭りの会場を華やかにしています。歩いて数分の所に出店が
所狭しと並べてあり、ラメールは昔を思い出して揚げイモの串を買い周
辺を歩きました。御輿も出ており人混みも増えてきました。
少しだけ買い物をして船に戻り、汗をシャワーで流して休憩しました。

 いよいよ、飛鳥で初めての食事です、リドで夕食は新鮮な魚貝類
を使用したイクラと烏賊の海鮮チラシでした。重箱に詰められた
飯物と別な器にはタップリのウニです! 他に蒸しものやサラダも
並び満足な夕食でした。ただ、少し気になるのはリドの方が給仕の
スタッフが少ないのか美味しい食事ですがサービスされる順番がまちまち
だったり、出ていない品物があったりしていました。
 食後は、奥さんは休憩で部屋へラメールは小樽の写真を撮りにスカイデ
ッキへ上りました。飛鳥のスカイデッキは人工芝が張られ気持ちの良い歩き
やすさでした。少しづつ夕暮れになる小樽の景色を船上より写した
り祭りの提灯の明かりに照らされる埠頭や駅からの坂を見ていました。
後方のゴルフネット周辺では飛鳥のスタッフがイスを並べています、小樽の花火
見物には最高の特等席を一生懸命用意しています。
花火の打ち上げは7時15分の予定ですが1時間前にはイスのセッテングが
終了し、ビールや水割り・ジュース、枝豆やポテトのおつまみも用意されて
おり花火見物の期待が膨らんできました。
ところが、天候が思わしくありません少しづつ雲が増え雨がパラパラと
降ってきました。ラメールと奥さんは雨具を用意してイスに座り7時には前
列で陣取っていましたが、雨には勝てません。仕方なくスカイデッキ後方
の煙突の下側に2人がようやく雨を避けるスペースを見つけ、右手に飛
鳥の団扇、左手にビールとお皿に盛った枝豆・ポテトで立ちながらの花火
見物です。
花火は予定通り行われ下を見ると見物人が傘を差しての見物なのでこ
ちらの方が花火見物の条件は良いはずです。距離も近いし高い位置か
らの見物なので迫力はありました。ただ少し雨に濡れて頭が痛くなり
体調を崩してしまいました。

夜へ続く

ラメール88でした 

このページのトップに戻る

11650 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記3
( 8) 01/08/05 22:46 コメント数:1

 飛鳥乗船1日目の夜編です。

 北海道で仕入れた新鮮な魚貝類(ウニは新鮮で殻が混じっていました)
に満足したラメールは事前の情報(浜のBUTAさんより)を活かしてマジシャンの
Sさんに会うためにマリナーズ・クラブに出没しました。花火大会ですっかり
濡れてしまった体を部屋の浴室で温め着替えて気分をサッパリしましたが
少し飛鳥の空調がきついのか少し頭痛が気懸かりです。
マリナーズ・クラブの先客もテーブルに8人ぐらいのグループと4〜5人のグループ
あとはカップルが2組ぐらいで満員ではなく席にも余裕があります。
置くの席が空いていたので誘導されて着席、ラメールはソフトドリンク奥さんも
弱いカクテルを注文してSさんが来るのを待ちました。
飲み物が来てすぐにテーブルに登場してくれました、先ずは奥さんの手に
柔らかいボールを持たしましたがいつの間にか2つになっています。
トランプの手品も鮮やかに披露してくれてラメール夫婦は拍手大喝采でした。
昨日、グランドホールでイルージョンショーを披露されたとのこと残念ながら見れま
せんでしたと言うと、航海日の夜に客数限定でマジックショーを行うので来て
下さいと誘われました。こういう初対面の乗客にも楽しく話しかけてクル
ーズの魅力を引き出してくれる所など飛鳥のエンターテイメント陣の層の厚さを感
じます。
これも貴重な情報のお陰ですね、ただもしラメールが情報を知らずにこの楽
しい時間(私が考えるクルーズの醍醐味は乗船スタッフとの素晴らしい会話こそ
一番のクルーズリピーターを増やす要因と思います)を体験できなければ、飛鳥
クルーズが日本で一番豪華なクルーズを体験しただけでもう一度乗船したいと
考えたかは少し迷う所です。こういう何気ない会話に関しては日本クルーズ
のアットホーム的な所がクルーズの初心者には優しいかな。

 夜食は、リドへ行き新鮮なフルーツとペストリー類の豊富さはビックリです。麺類
のサービスを受けて飛鳥のポイントが一番高いデッキへの出入りを確認しました。
今晩はあいにくの雨でしたので出ませんでしたが明日の朝に延期しまし
た。

では時計も0時を廻りましたので今夜は部屋にておやすみです。

続く

このページのトップに戻る

11651 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記4
( 8) 01/08/05 22:49 コメント数:1

  
 飛鳥乗船2日目

 夜半に台風の余波か日本海でも揺れました、奥さんも少し怖かった
らしく暗い部屋では我慢できず、夜中に洗面所のドアを開けて電灯を
つけていたみたいです。ラメールも揺れを感じたのと頭痛が左の頭を刺激
して安眠はできませんでした。
部屋の窓が明るくなったので奥さんを起こさず部屋を出ました、時間
は午前6時前です。アスカデイリーの予定をチェックするとモーニングコーヒーが6時で
ウオークマイル(デッキを使ったジョギング)が6時半、7時よりストレッチ体操なの
で、まず体を温めるために10デッキのグランドスパに行きました。今回の
クルーズ前に古傷の右膝を痛めて少し足が不自由なので階段での上り下り
は少しきつかったです。飛鳥後方の壁画側の階段は傾斜がきつめ(体
が健全ならば気がつきませんが)と感じました。Fクラスならばあまり
大変ではありませんがJクラスの4デッキはエレベーターも後方は2つなので
少し不便と思います。前方の階段が緩やかで使い勝手がよくエレベーターも
4デッキまであるので不思議でした。
 グランドスパは日本船の中では眺めの良さ、設備の充実具合では一番で
しょう。サウナも乾式と湿式両方ありますし浴槽も3つ眺めも最高です。
面白いことにカランには隣との間に仕切がありシャワーも気兼ねせず使えます
親切ですね。ただシャワー固定の角度が変で固定して使うと足が前の蛇口
付近に当たり少し変な体勢で使いました、これも足が不自由なために
気になった点です。それ以外は本当に一番の展望浴場でした。(ぱしふ
ぃはおりびいに比べ改善されていますが脱衣場が狭いです、個人的には
ふじ丸の脱衣場が日本的で好きです)
右膝のアフターケアーも済んでいよいよストレッチ体操に参加しました。少し揺れが
ひどいので座ってのストレッチが多かったですが充分に爽やかな気持ちになり
ました。(女性インストラクターも好感度○です、明日も来ようと誓いました)
 8時に朝食をとりに今度はフォーシーズンに向かいました。和食の選択で
一番感動したのは八角という魚の干物が美味しくさすが魚貝類は北海道
ですね。当然ラメールは和食後に奥さんとリドへ行きコーヒーブレイクをしました。
洋食の朝食も選択数が大きいし目の前でオムレツを焼いてくれるので、これ
と同じサービスは大阪のハイアットHでの2500円朝食に匹敵します。最近のホテルが
人員の省略で手抜きが目立つ中で特筆されます。
その上デッキにすぐに出れるので美しい航跡や近づく津軽海峡を見ながら
の朝食は日本船では飛鳥ならではでしょう。

 朝食後のアクテビテイ
 奥さんはピアノラウンジでシュー・キーパー作り教室、ラメールはSマジシャンを追っかけ
てシアターのマジック教室へ参加しました。マジック教室には北海道のTVクルーも来
て飛鳥のクルーズの特集番組を撮影していました。マジック教室の参加は以外
に少なく10人前後なので親切丁寧と軽妙の会話で進みました。ラメールも
Sマジシャン直伝のストローを使ったマジックをマスターできました。教室終了後にラメール
は奥さんを見にピアノラウンジへ行くとちょうど佳境で一心不乱にシュー・キーパー
を作製中なので函館の入港風景を見学に7デッキへ移動しました。
天候はあいにくの曇天で函館山も厚い雲に覆われて頂上が見えません。
左舷に回ると函館港のかわいらしい放水船が歓迎の放水を始めました。
飛鳥の乗船客も大喜びです、放水の色も赤・青・緑と変わり楽しめまし
た、函館港に入ると青函連絡船のメモリアルシップが見えたり右舷では有名な
函館ドックが確認できました。
 接岸には烏賊音頭を踊って歓迎の式典が行われています。飛鳥は予定
通り午前11時に函館ドック近くの西埠頭に着きました。

 続く  

このページのトップに戻る

11663 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記5(函館編)
( 8) 01/08/07 01:23

  飛鳥乗船記(函館編)に突入です。

 色変わりの放水船と烏賊音頭に歓迎された飛鳥はオプショナルツアー
客を次々とバスに乗せて行きました。タクシーも列を作り個人で函館
を楽しむ客を乗せています。
ラメール夫婦はそんな混雑ぶりをデッキより眺めながら昼食にリドへ向か
いました。昼食はバイキング(エスニックアジア風)で好きな品々を取りペス
トリーを選んで食べました。フォーシズンではキジ丼の和食でしたがラメール
夫婦はリドの利用が多かったです、気候も良いしデッキに出れる気楽
さが気に入りました。ここでも情報を活かしてデッキのカウンターでかき
氷を発見し注文しました(宇治金時)、今年初めてのかき氷です。

 函館までの無料シャトルバスは

  飛鳥発  ベイはこだて発  JR函館発
  11:30   −      −
  13:30 13:40   14:00
  15:00 15:10   15:30
        16:00   16:20

 最終 帰船時刻 22:30

 気分的には昼食をゆっくりとって13:30のバスで函館へ観光
に行きましたが、帰りのバスが16:20が最終で少し早い気がし
ました。もう一本バス(17:00)があれば完璧だったと思いま
すが一回目の夕食が17:30なので仕方がないのかも知れません。
13:30のバスで函館見物に出たラメール夫婦はJRの駅で先ず傘を買いま
した。雨が強くはないのですが降っています。観光の第一歩は五稜
郭に決まりました、家から持参したガイドブックを見て函館の市電を
利用して五稜郭公園へ向かいました。市電を降りると雨が強くなっ
たのでダイエーへ避難しました。(雨宿りがバーゲンセールで買い物を楽
しみました)
五稜郭は市電の駅より徒歩15分位でしたがラメールは足が痛いのと
雨で少し気分がめげてしまいましたが、タワー(五稜郭横)は上から
の風景と展示資料がわかりやすく結構時間を使いました。
帰りに三越の2Fでお茶を飲んで休んでいると雨足が強くなり、せ
っかく飛鳥で函館を訪問したのにオプショナルツアーの人などは大変だろうな
と同情しました。
雨宿りで時間をとられたので電話をして食事時間を変更(一回目→
二回目)し一路、ベイはこだてを目指します。(市電利用で20分)
市電の停留所からベイはこだてまでの道のりは徒歩5分位でしたが
石造りの立派な建物が並びいい感じを醸し出しています。海岸の道路
沿いを歩くと遠くに飛鳥の巨大な姿が海を越えて遠くに見えるのが心
強いです。
 湾内クルーズの船やヨットが係留され港のいい雰囲気を堪能してショッピ
ンクゾーンに近づくと反対側に船舶部品を扱う渋い商店がありました。
午後5時近くで事務所を閉めようとしていましたが船のゲージやメーター
が珍しく思わずそこで真鍮のキーホルダー等を買いました。角の店でしたが
買ってから写真を撮るために離れるとその角から函館山まで長い坂が
ありその坂の終点には中央公会堂(?)が見えました。

 ベイはこだては古い倉庫を改造して色々なお店が入っているので非
常に楽しく買い物ができました。考えるとこの店が北海道最後の買い
物チャンスなので色々なお土産を買いました。
ひととおり買い物が済み財布の中身も少なくなったのでTAXで飛鳥に帰
船しようとしましたが、乗ってから函館山を見ると雲が切れて頂上が
見えます。ラメール夫婦の持ち金は少ないのですが滅多に函館に来れないの
でTAXの運転手に頼んで函館山の頂上まで行ってから飛鳥へ帰船する事
にしました。結局これが大正解、日本海と太平洋を隔てる函館の街の灯
が素晴らしい思い出となりました。

続く 

このページのトップに戻る

11664 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記6(函館編)
( 8) 01/08/07 01:25

  帰船後
 TAXで戻ったラメール夫婦はタラップに上りながら函館の夜景を名残を惜しみ
ながら飛鳥に乗船しました。2回目の食事は7時半からフォーシズン、服装は
カジュアルの指定です。少しだけラメールもお洒落をしてピンクの半袖カッターとネクタイ
を着用しました。テーブルでは函館〜横浜の区間乗船の夫婦と同席になり
北海道在住の方なのでローカルな話題で盛り上がりました。
(シカのお刺身や熊のお刺身、キタキツネ等)
今晩も和食のコース料理です、1日目・2日目と和食が続きますが新鮮な
魚貝類なので文句は出ませんね。
 ちなみに今回の北海道クルーズは定員の7割弱しか集客できず最初のクルーズ
にはなかった函館〜横浜の区間クルーズも旅行会社を通して販売されたようで
す。飛鳥でもコンスタントに集客は苦しい見たいですね、ただ満船でないので
船内どこに行っても混んでいる場面に合わず逆にゆったりとしたクルーズを
堪能できました。

 少し観光で疲れたので部屋に戻りベットで休みました。(航海中は希望し
てベット状態にしてもらいました)
今晩は飛鳥が誇る豪華なエンターテイメント陣(プロダクションショー)のグランド・ボヤージ
が開幕します、時間も9時半なのでゆっくり休んでから参加できました。
入り口のグランドホールでは立体メガネを貰いました、ショーの途中で装着すると
立体的に鑑賞できるそうです。
 ショーが始まりました、英語のショーですがあらかたの筋はパンフレットに説明され
ているので楽しめました。60分間でしたが、飽きもせず次から次へと豪華
な演出と歌の素晴らしさで改めて飛鳥のエンターテイメントの層の厚さに驚きです。
ショーの終了後は同じデッキの左舷側にあるラスベガスコーナーで2人で3000円すつ
チップを購入しルーレットを楽しみました。飛鳥の場合は購入金額ごとに交換券を
もらい(1000円で1点)その集めた点数で色々な商品と交換できます。
さらに今晩まで3000円以上のチップを購入したら明日のラスベガスコーナーで行
われるビンゴ大会に参加できるカードも貰えるので2度遊べます。
結局今晩も、ルーレットを楽しみ夜食を食べる深夜までのクルーズライフを送りました。
ちなみに奥さんは函館の出港時(11時)にスカイデッキへ行き操船を見ていま
した、航海士が丁寧に説明してくれたそうです。軟弱なラメールは頭痛と足の痛
みで楽な船内に逃げ込みました。

函館の夜は更けつつ次回横浜編へ続く

このページのトップに戻る

11678 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記(航海編)7
( 8) 01/08/11 00:26

 FSHIPの皆さん乗船記も佳境を迎えました。
もうしばらくおつき合い下さい。昨日みつこさんも書かれていますが
ラメール夫婦もぱしふぃの見学会に参加しログブックの確認とスイート〜
ステートまで体験し無料で3時間半の船内滞在を楽しみました。
USJもその後遊んで来たので、疑似ぱしふぃ大阪USJクルーズみたい
で有意義な半日でした。(満足)

 船内生活3日目(終日航海日の過ごし方)
起床(午前5時半頃)
6時になりグランドスパに朝風呂、ラメールの奥さんは前日にアスカデイリーでマジシャン
Sさん予約制クロースアップマジックを発見しレセプションに午前7時に並ぶように指示
(ラメールは気合いを入れて5デッキに午前6時45分より出没)
無事に予約を完了。

ブリッジ見学もしっかりチェックし夫婦で朝食(フォーシズン)、今回は全て和食
を食べ、ラメールはリド奥さんは部屋で休息いうパターンになりました。
飛鳥の今日の朝食での目玉はスジコ(イクラの分離前)が美味しかった
です。夫婦でお粥を注文しました(レオでも最後はお粥が美味しかったです)
ご馳走で膨らんだ胃袋にはお粥がやさしいです。温泉卵と納豆も付いてき
ますし、朝食から手を抜かず豪華な飛鳥ですね。リドではオムレツを注文し外の
デッキで食べることも慣れてきましたし、快適な1日のスタートです。
午前9時には豪華な講演陣の1人(鈴木ひとみさん)のスピーチを聴きにグラン
ドホールへ午前9時半にブリッジ見学へ行き太平洋を航海する飛鳥の心臓部を
堪能、午前10時15分にはビンゴ大会に参加のため再びグランドホールに入り
ます。(飛鳥のアクテビテイは多いですね!)

 ラメール夫婦の戦績

日本クルーズ おりびい(レターセット) ぱしふぃ(マグカップ)

MOPAS   さくら丸(Tシャツ・トランプ) ふじ丸(クリスマス商品)

では飛鳥はどうなるでしょう?
飛鳥の特賞は商品が今は販売されていないバスタオルで少しがっくり、クルーズ商品
券ではないのが他社と違うところ。
今回のラメール夫婦の戦績は飛鳥の船をイメージした箱に入ったクッキーセットでした。
少し不満が残りましたが、昨日ゲットしたラスベガスコーナー主催のビンゴに午後の運
をかけましょう。
  
 昼食
 飛鳥のすごいところは2カ所のレストランで食事をチョイスできる点です。終日
航海の本日はフォーシンズン゙ではらーめんがメニューにのっています。これもお客の要
望に答えて実現したメニューで、お客のリクエストに答えていく姿勢が飛鳥の人気の一つ
かも知れませんね。ちなみにリドでは年輩のお客さん用(?)に和食が用意され
ていました。朝食の2カ所はまわれても昼食の2カ所巡りはできそうにありま
せんでした。その昼食も部屋で休みすぎて一番最後のサービスになりました。
らーめんはミソと醤油も2つを選べてそれ以外に小チャーハンとエビの中華風サラダが
付いていました。味はまあまあですね、やはり本場札幌らーめんを食べた身の
上では少し物足りなさと副食のサラダのエビが少し変な味かな?
次回は郵船名物のドライカレーを食べてみたいですね。

 昼食後は宅配便の受付が始まり下船の準備と今夜のフォーマルのお洒落に悩みまし
た。そうそう午後3時からのビンゴのリベンジも行かなくては、本当に忙しいスケジ
ュール(遊びの)です、ラメールは時間を作ってリドから後方のデッキでレモンのかき氷を手
に入れてデッキチェアーでの太平洋から三陸沖の流れる美しい海岸美も堪能しまし
た。

 続く

このページのトップに戻る

11679 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記(航海編)8
( 8) 01/08/11 00:28

 飛鳥終日航海の後半です。
午前のリベンジに燃えるラメールはカジノのビンゴにかけていました。
以前乗船した日本のクルーズ船でブタになったことはない!
必ず当てるぞビンゴ!、参加者は30名ぐらい商品は約その半分
が用意されています。今回はビンゴに当たると商品を選ぶのではなく
くじを引きそのひいた番号で商品が決まるシステムなので最後まで商品の
グレードが落ちないので楽しみも(欲も)倍増です。

クルーズデレクターのボブ・田中さんがノリよく司会進行します。ルーレットで番
号を選び、お客さんは白紙のビンゴカードに好きな数字(ルーレットにある数)
を重複せず書き込みそれをスタッフにチェックしてビンゴが始まりました。

 何だか期待できそうな気持ちでビンゴを見ていると以外に早くリーチが
かかり5番目ぐらいに初老のご婦人と2人でビンゴを獲得しました。
先にくじを引いて貰いラメールは残り福をゲットできました。ラスベガス・コーナー
に展示している飛鳥特製のTシャツが当たりました。(ショップにないので
型番落ちか、それとも非売品かのどちらかでしょう)
 続いて奥さんは飛鳥の特製卓上ペン立てをゲット、今回のクルーズの運は
奥さんの方にあったようです。とりあえず成果を喜んで部屋へ戻りま
した。今晩の服装はフォーマルなのでラメール夫婦も目一杯お洒落をして第1回
目のフェアウエル・パーテイに参加し、飛鳥のエンターテイメント&オフィサーの挨拶に度肝を
抜かれ、ダンスの優雅さにビックリし最後の風船&乗客の輪に驚きました。
興奮も冷めないうちにフォーシーズンでフォーマルデイナーに行きました。
同席は70才台のご老人とラメール夫婦、向かい側はこれも函館より乗船
された初老の姉妹の5人のテーブルです。色々年代を超えた会話でしたが
大変楽しく、食事もチョイスでしたシエフのお奨めに落ち着きました。
写真を撮りながら食べましたが。あまりの美味しさに写真を取り忘れる
ほどです、メニューは持ち帰れないので正確な名称は思い出せませんがボリ
ュームもあり、きれいな食器に盛りつけられたフルコースでした。午後5時半に
始まったフルコースも7時15分に終了、まだ外が明るいのでショップで飛鳥の
最後の買い物に行きました。浜のBUTAさんご推薦の郵船ドライカレー(レトルト)
を探しました、しかしショップを隅々まで探しましたがありません。
気に入ったネクタイとエンブレムをを購入しましたが諦めきれずレジを見ると
レジの横にドライカレーが鎮座しているではありませんか!
思わず興奮してショップのお姉さんに確認したくらいです。
大満足で部屋に戻り少しだけ荷物を整理、最後の晩を記念して内線で
11時半に「海彦」に予約も入れました。
最後の晩は11時からコンパスルームでSさんの定員15名のマジックショー
11時半から海彦でお寿司という豪華スケジュールです。
マジックショーは朝から予約したことをSさんから感謝されその軽快なトークと
鮮やかなマジックに大喜び、その上ラメールの背後には船長さんも見学に来る
というハプニングもありました。日本クルーズ津畑船長も大好きですが、今
回で飛鳥の幡野船長さんも大好きになりました。
 海彦での会食
ついにあこがれの海彦に潜入?です。食事代が含まれる飛鳥でもわざわざ
お金を払って食事を行える場所が存在することも不思議ですが、どんな人
達がいるのでしょう?
店内に入ると誰もいませんでした! 考えてみれば今日はいつもより豪華
なフォーマルデイナーで予約時間も閉店の30分前ならお客がいないのも当然かも
・・・。その代わり板前さんが世界1周の話や、営業の裏話等を話してく
れて楽しい最後の晩の締めくくりです。新鮮なウニがフィニッシュのお寿司です
本当に満足のお寿司でした。(値段は寿司1個の値段なので、2人で入り
品物を注文すると値段掛ける4個!)
ちょっと値が張りましたが、世界で一つの海上のお寿司屋さんを楽しむの
も一考です。

 次回 横浜入港編で最後になります。

ラメール88でした。

このページのトップに戻る

11698 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記9
( 8) 01/08/12 22:52

 FSHIPの皆さん長い乗船記のおつき合いありがとうございました。
ラメールの乗船した飛鳥も最終日、横浜午前10時の到着です。
起床は最後の日が一番遅く起きました。しかし、グランドスパに行き
最後の展望浴室を楽しみ7デッキに出たり、後方のデッキで航跡を見て
いました。毎日出ていた午前7時からのストレッチ体操は長旅の洗濯も
していたのでついに参加できず、部屋やデッキとランドリー(6デッキ前方)
で結構汗が出てきました。考えて見ると横浜に近づくと温度も上昇し
東京湾では霧が出ており、ラメールの奥さんはスカイデッキで早朝に船の航行
を見ていて汽笛にビックリしたそうです。
 7時半より朝食ですが、8時頃にいつもの朝食をとり夫婦は別行動
でラメールは最後もリドで朝食を楽しみました。飛鳥で一番好きなところは
リドからデッキのイスに座り航跡を見るのがお気に入りになりました。
ラメールの心残りはジャクジーとプールに入れなかったことです、体調不良と
体調が回復した最終日はジャクジーのお湯が抜かれていました。まあ、次
回の楽しみにしましょう。
 予定通り横浜ベイブリッジを抜けて大桟橋が近づいてきました。FSHIPの
メンバーの方がお出迎えに来てくれているので心が高まります。クルーズで送
られたり、出迎えたりするのは本当に気持ちがワクワクします。スカイデッキの
前方にある双眼鏡で見ると連絡通り赤いバンダナを振る人影が!
 大桟橋に接岸すると桟橋の従業員も飛鳥を背景に写真を撮ったりして
います、遠方には山下公園や氷川丸と今晩の宿舎のHヨコハマが確認で
きます。横浜は本当に船が絵になる場所ですね、歴史を感じさせてくれ
ます。部屋に戻り荷物の整理や忘れ物のチェックをして名残を惜しみつつ部
屋を出ました、飛鳥のスリッパはマークが気に入ったし履き心地もグッドなので
持って帰ります、アメニテテイーも一流ホテルをしのぐほど充実していました。
5デッキに降りると他の船より狭いスペースですが、オフィサーやクルーズデレクターが総出
で一列に並んでしっかり目を合わせて見送ってくれるので、最後まで気分
良く下船できました。

このページのトップに戻る

11700 KHF06016 ラメール88 飛鳥乗船記10(最終編)横浜
( 8) 01/08/12 23:33

乗船記のまとめです。
今回のクルーズはラメールが青春を送った北海道を夫婦で訪れましたが、奥さんに
とっては初めての訪問で新鮮な驚きと酷暑の関西から逃げれて満足でした。
お互いの友人や共通の友人に会えたり、美味しいものを食べあこがれの飛鳥
に乗船し3泊4日を過ごしたのでショートクルーズでは楽しめない経験もできました。
 下船時に申し込んだASUKA CLUBより資料と1名あたり1万5千円のクルーズ割
引券が同封されていたので太っ腹に大喜びしました。また乗船できそうです。
次回はJクラスだと思うので4デッキになりますが、見学したところ中央部分は
従業員が通る幅の広い廊下がありひっきりなしに人が通っていました、クルーが
よく通るので仲良しになれば楽しいかも?
エレベーターが前方に1基と後方に2基なので少し活動のメインが部屋よりも公共の
スペースが多くなるでしょう。(飛鳥にはちょっとした所でソファーなどの休息スペ
ースが充実)
今回のクルーズでは浜のBUTAさんに色々と飛鳥を教えてもらいビキナーの緊張より
もクルーズを楽しむゆとりがあり、初めての日本郵船の雰囲気に満足です。
関西系のMOPASや日本クルーズのサービスもフレンドリーで大好きですが、マジシャンのSさん
を代表にお洒落なトークを楽しむクルーズも私は楽しいなあと思います。
サービススタッフはHオークラのノウハウですが、そつなくきびきびとして好感がもたれまし
た。
ビンゴの商品や後で送られたクルーズ券なども満足しています。ただ初心者には私

考えから日本クルーズの方が緊張感がなくて(初心者でもとけ込めやすくて)良い
かも?
 最後に私の思いつくままの乗船記を最後まで読んでいただきありがとうござ

ました。またどこかでFSHIPの皆さま方と乗船できたら楽しいですね!

このページのトップに戻る

乗船記目次に戻る

トップページに戻る