マエキラーさんの「那智勝浦ﾌｪﾘｰﾀｰﾐﾅﾙの仮眠室について」
09931 QYB03623 マエキラー 【質問】那智勝浦ﾌｪﾘｰﾀｰﾐﾅﾙの仮眠室
10073 QYB03623 マエキラー さんふらわあ くろしおと仮眠室(長文)
09931 QYB03623 マエキラー 【質問】那智勝浦ﾌｪﾘｰﾀｰﾐﾅﾙの仮眠室
( 8) 00/11/22 19:11
みなさんお久しぶり、マエキラーです。最近レストランクルーズくらいでしか船
に乗ってないので、欲求不満に陥っています(笑)。
というわけで来月姫路に帰省するのにフェリーを使おうとたくらんでいます。
といっても関西と関東を結ぶフェリーはないのですが、前回徳島〜東京便は利用
しているので、今回は那智勝浦〜東京便を考えています。そこで最初は、素直に
行きに利用しようかとも思ったのですが、夜間航走(19:50〜08:05)はつまらない
ので帰りに利用しようと考えています。で、帰り便は夜中の03:20那智勝浦出港
なんですが(16:00東京着)、ありがたいことにフェリーターミナルに無料仮眠室
が設けてあります。私はこれ幸いと利用したいところなんですが、妻の方は渋っ
ています。
そこで質問なんですが、この仮眠室を利用された方がもしいらっしゃいました
ら、どんなところか教えてもらえないでしょうか？
たぶん２等船室みたいな大広間で雑魚寝するんだろうとは思うのですが、138
人収容とはいえ少数の人しか利用してないような気もします。でも、意外と込ん
でいたり、荒くれ男達が宴会していて、安心して眠れないのではないかと妻は心
配しているようです。私としてはあわよくば何部屋かに仕切られていて運が良け
れば１組１室なんてことはないかなあと･･･それは無理でしょうが(^^;
また「さんふらわあくろしお」のキャビン配置図がブルーハイウェイラインの
ＨＰにもないのですが、どこかに出ていませんかねえ？
「ぐるりニッポン船旅ガイド」最終版(;_;)の９７年版には97年デビューの紹介
記事＆想像図しか出ていません。ＨＰには船室の写真と間取り図は載っているの
ですが、特等と１等ってそんなに差がないので１等にしようかと思っています。
でも4,500円の違いはそれ以外にも船の中での配置なんかにあるんじゃないかと
心配になりまして･･･
00/11/22(水) マエキラー（QYB03623@nifty.com)
10073 QYB03623 マエキラー さんふらわあ くろしおと仮眠室(長文)
( 8) 00/12/10 14:42
みなさんこんにちは、マエキラーです。
というわけで#09931で質問した通り、仮眠室を利用して「さんふらわあ くろ
しお」に乗って那智勝浦〜東京間約12時間のクルーズを楽しんできました。こち
らはすっかり客船な方ばかりのようですが、興味のある方はみてやって下さい。
さて、最大の心配事だった那智勝浦ﾌｪﾘｰﾀｰﾐﾅﾙの仮眠室ですが、事前に電話で
聞いたところ広さは「６０畳×２、２３畳×１」のことで、私がホテルの温泉入
浴や駅前の飲み屋で時間をつぶしてから21時過ぎに着いたときには(＊もっと早
くから開けて欲しいな)、２つの60畳の部屋一面にマットレス、毛布、枕が敷い
てありました。奥の60畳の入り口には「○○豪華フェリーの旅」とかいう団体さ
ん専用との看板が置いてあります。「おいおい団体かよ」という感じですが、と
りあえず今は私たち二人だけですからだだっ広い大広間の隅っこに場所を確保し
てさっさと寝ることにします。でも当然なかなか眠れません(笑)。
そうこうするうち、22時過ぎになって団体さんがぞろぞろやってきました。と
ころが奥の部屋だけだと思っていた団体さんは一般客用と思われた手前の私たち
の部屋にもなだれ込んできて50ほどの寝床はすべて埋まってしまいました。どう
やら団体さんは２種類あるみたいです。団体は年配の方ばかりでしたが、いつま
でも荷物整理でスーパーバッグをガシャガシャいじっている人、おしゃべりして
いる人、マットレスの上で飲み食いしている人、読書している人、いびきをかく
人(これはしょうがないか(^^;)などなど、横に寝ている人がいるのに平気なもん
です。「近頃の若いもんは･･･」なんて言う資格はありませんね。もっともその
団体さんが「ザケんじゃねえよ、ウゼえんだよ」などと文句を言ったり奇怪な笑
い声を上げてはガチャガチャうるさい若者のみなさんではなかっただけマシです
が(^^;。
しかし、我々は我慢ならずし暫くして23畳の部屋に夜逃げを決行しました(笑)。
そこには寝床は用意されていませんでしたが、幸い隅にマットレス、毛布、枕が
数セット置かれていたので勝手に敷いて寝ることにします。しかし、フェリータ
ーミナル２階のその仮眠室は全フロアを薄い壁で仕切っただけで、天井下１ｍ位
は柱のみの通通状態なので廊下蛍光灯の光は容赦なく注ぎ込んで明るいし、廊下
の喫煙所でおしゃべりしている人達の声もまる聞こえです。私は耳栓をしてなん
とか寝ようとしましたが、結局02:30にそばの洗面所でバアさんが吐く痰唾の音
で目覚めるまで１時間くらいしか寝られませんでした。
タダだから贅沢は言えませんが何とかしてほしいっす。またいつかこの便に乗
ることがあるかどうかわかりませんが、こういうことがイヤなら近くにホテルを
取って02:30ごろチェックアウトして予約しておいたタクシーでターミナルに行
くしかないですね。すると当然一泊分(二人で12000円程度？)余計な出費になる
わけでつらいところですが、ラブホテルで「休憩」扱いにできるならもっと安く
上がるのかな？ よく知りませんが(^^;。
肝心の「さんふらわあ くろしお」は97年就航の新しい船で、２週間くらい前
に予約した時にすでに私が乗った日の前日分も合わせて特等は埋まっていました。
たぶん「○○豪華フェリーの旅」の団体が押さえているのでしょう。仕方なく１
等Ａにしましたが、ブルーハイウェイラインのＨＰでもわかるとおり、両者にあ
んまり差がないんですよねえ。部屋の広さは同じ、窓もトイレ＆シャワーもテレ
ビデオも付いてるし、「冷蔵庫、羽織、ラジオ(沖合で聞けるのか？)」が違うだ
けです(バスタオルも違うはずですが１等Ａにもありました)。イスは１等Ａには
１つで、特等には２つありますが、１等Ａには３人目用のソファーベッドもある
のでかえって便利かなという気がします。お値段の差は那智勝浦〜東京で一人
4,500円ですが、私は１等Ａの方で十分という気がしましたがいかがでしょう？
航海は終始快晴で波もなく快適でした。日中の航行便を無理して選んだ甲斐が
ありました。寝ているとかすかに揺れているのがわかる程度で、立つか座るかし
ている分には外海にもかかわらずまったく揺れを感じません。
この船での食事は客が少ないとき以外は基本的にすべてバイキング(1000円、
1000円、1600円)なのですが、朝昼と２食ともバイキングではキツイので(笑)、
朝食は前日にコンビニで買って持ち込みました。朝のロビーでは部屋にテーブル
のない１等Ｂや２等のお客さんでしょうか、同様におにぎりやカップ麺を食べて
いる人が多数見受けられたので、みんな考えることは同じなんですね。もっとも
高知から乗ってきている人は食堂で食べた人も多いでしょうが、船内にはおにぎ
りや焼きそばの自販機もありました。昼は私も予定通りバイキングを利用しまし
たが、入場には列ができるくらい繁盛してて、しかもけっこうおいしかったです。
また、展望浴室はサウナもあり、すいてるときに入ったので窮屈でもなく気持
ちよかったです。船旅というとよく「退屈しないの？」と聞く人がいますが全く
そんなことはなく、特に東京湾内に入ると私はカミさんをほっといてデッキに出
ずっぱりです(笑)。
今回のくろしお利用では#00696 Birdさんの書き込みを参考にさせていただき
ました。船内配置図は予約センターからＦＡＸしてもらいましたが細かくてよく
見えないので、竹芝の本社に直接パンフレットをもらいに行きました。
私は車なし、ＪＡＦ割引で乗りましたが、料金は一人１７，８２０円でした。
同僚に聞いても意外と安いねと言ってくれます。前日の仮眠室には参りましたが、
日中の航走で船旅をたっぷり堪能でき大満足です(^^)。
それにしてもブルーハイウェイラインさんの企業努力には感心しますね。全部
で何人乗ってたのか知りませんが、少なくとも特等は満杯にしてしまうのですか
ら･･･ ぜひ他の船会社さんも見習って、これ以上「○○便が運航休止」なんて
悲しいニュースはなしにしてもらいたいものです。
＃あと、この便にはなぜかジミー(大西)ちゃんが乗ってました。忙しい芸能人が
なんで？(笑)
00/12/10(日) マエキラー（QYB03623@nifty.com)
