時は現代。場所は都会。
そこに生まれた時には何もかもが同じで、誰が見ても見分けの付かない双子の兄弟がいた。しかし彼らは行く学校が異なれば付き合う友人も違う。
時がたつにつれ二人は違う個性を持つようになった。社会人になった双子の兄は大手企業の会社に、弟はデザイナーと洋服雑貨の経営に勤めた。
二人は順調にそれぞれの人生を歩んでいたが、ある時、双子の兄が勤めていた大手企業の会社で大きな事件が起こった。
それが原因で彼は会社を止め、そのまま行方をくらませた。
そんな彼ら双子と強くつながりのある人物が、「陰陽双生児」に入ります。
<設定メモ>
< 智珈とまっちゃ >
智珈とまっちゃは日本人の父親・吾朗(ゴロウ)と外人ハーフの母親・ジュジュから生まれた。
父親は人柄が良いかわり容姿・学力ともに悪く、職業も売れない画家。逆に母親は冷静沈着で乾いた性格、代わりに美人で頭脳明晰、職も結婚以前は外国の大手企業社長秘書というデコボコ夫婦。智珈とまっちゃは幼稚園ごろまでは全く見分けのつかない同じような人間だったが、智珈の方は小学校から大学まで国立のエリートコース。まっちゃの方は幼稚園から大学までを普通コース(大学は普通の芸術系学科)と全て異なる進路を歩んだためか、今は容姿・性格ともに別人になった。
< 双子の子ども時代 >
子ども時代の智珈は進学校に通い、家にいる時はずっと勉強ばかりしているような子どもだった。そのため友達は少なく一人でいることが多かったが、そんな所がカッコイイと女子にはかなり人気があったらしい。
対してまっちゃは普通の学校に通い、よく宿題をサボって友達とどこかに遊びに飛んでいってしまうような子どもだった。一緒に遊ぶのは男の子より女の子との方が多く、今のように女性的になったのはそれが大きな原因の一つだと思われる。
女の子とは恋愛より先に友情が芽生えてしまうので顔が同じでも兄のようにモテることはなかったが、友達の数は比べ物にならないほど多く、世代も様々。
まっちゃは普通の男の子に比べ変わっていたため、昔虐められた経験多々あり。そのため兄より人間関係で多くの苦労を経験してきている。
< 双子の兄弟仲 >
智珈とまっちゃの仲はとても良く、兄弟というよりは親友のような間柄。
そんな二人は今までケンカというケンカをほとんどしたことはないが、過去に一度だけ大ゲンカをしたことがある。結局それはまっちゃが智珈に謝って終了したのだが、よほど恐い目にあったのか、それ以後まっちゃは「怖いから兄を怒らせてはいけない」と周りに吹聴するようになった。
< まっちゃと樹カップル >
まっちゃは穏やかで人当たりがよく、対して樹は感情の起伏が激しい自己中人間。
よく樹がまっちゃを虐めている光景が見られるが、実は人目につかないところではそうでもない。人がいるとつい彼氏を虐めてしまうのは、樹の無意識の照れ隠しらしい。(ツンデレ)
そんな彼女の性格をよく理解しているまっちゃは「そんなところも可愛い」と言う。それに対し樹は表では「自分に可愛くないところなんてない」と開き直るが、内心自分を理解してくれているまっちゃが愛しくてたまらない。とどのつまりは、バカップル。