2000年ころから、密閉型衣服のヒートストレス問題について調査研究、実験、開発を行ってきた。　その結果、それなりの成果があり、逐次学会発表を行ってきた。　しかしながら、総合的な成果の論文作成をおこなっていない。（要は、単なるさぼり(^^)）

このところ、イラクなどの暑熱環境下で防護服を着用しヒートストレス状態となっているニュースとか、消防活動におけるヒートストレス問題を結構耳にしており、我々の研究成果が大いに役に立つのではないかと考えている。

しかしながら、総合論文を書いてない....(^^)という反省もあり、特にアッピールもしていなかった。　そんなところに、繊維製品消費科学会から快適性シンポジウムでの研究発表を依頼され、ちょうどよいタイミングで、とりまとめを行ったこと、その他からの要請もあり、このサイトにて概要報告をしておこうと考えた。（総合成果の論文はまだ書く気が起きないから.....)

ここでは、ヒートストレスの評価方法、ヒートストレスの対処方法を提案している。ヒートストレスの対処法では、ヒートストレス警報器が安く簡単に作成でき、一番お勧めである。

2004.7.15　村山雅己（むらやままさき）

密閉型衣服−消防員装具のヒートストレス対処に関する研究と開発

概要（pdf)　　　パワーポイント（pdf)

第２７回快適性を考えるシンポジウム(繊維製品消費科学会）